ダイエットのためには運動は不可欠です。しかし、夏の暑さが厳しくなった近年では、室内でも運動ができるスポーツジムなどに通う人が増えています。
ところが、スポーツジムに通ったものの、思うように減量できず、ダイエットを失敗する人は少なくありません。
スポーツジムで失敗する人には、以下3つのような共通点があります。
1. 有酸素運動ばかり
スポーツジムでは大きく2種類のメニュー「筋トレ」「有酸素運動」ができるエリアに分けられます。ところが、ダイエットを目的とした人の多くは、有酸素運動ばかりを実施していきます。
有酸素運動のデメリット
有酸素運動はダイエットにとても効果的です。
ところが、有酸素運動をだけを続けていると「遅筋」という筋肉が鍛えられます。この筋肉は少ないエネルギーで多くの運動ができる筋肉です。
有酸素運動を続ければ続けるほど、遅筋が鍛えられ(=エネルギーの燃費が良くなってしまい)、結果的に痩せにくくなってしいます。
バランスよく
ダイエットを目的とするなら少ない運動で多くのエネルギーを消費できるようにしたいですよね。
そのためには、筋トレによってエネルギーの消費量が多い「速筋」も鍛えていく必要があります。この、バランスを意識しましょう。
2. 長時間の利用
スポーツジムとはお金を払って運動をする施設です。「少しでもお得にしたい!」「どうせなら長くいよう!」という心理が働いてしまい、長時間運動を続ける人がいます。
運動は長時間やるほど痩せられるという考えは間違いです。
かえって脂肪がつきやすく
運動を何時間も続けると、UCP3という「脂肪燃焼を促す遺伝子」が減っていくことが科学的に証明されています。また、筋肉を削りエネルギーに変えるコルチゾールというホルモンが出てしまう危険性もあります。
よって、長時間の運動は、身体が危険を感じてしまい、かえって脂肪を蓄えようとしてしまいます。
スポーツジムに来たら有酸素運動は長くても30分くらい。筋トレと合わせて1時間で帰宅するように心がけましょう。
3. 続かない
スポーツジムに限らず、これが一番の原因です。上記のような背景はありますが、継続していればしっかりと体重は落ちていきます。でなければ、マラソン選手は全員太っています。
ところが、上記のようなスポーツジムの利用をしていると、ほんの少し手を抜いてだけで、一気にリバウンドしてしまいます。
スポーツジムには素晴らしい運動環境があります。正しい知識を持って通い、ダイエットを成功させましょう。
痩身サロンでも導入が増えているハイパーウェーブ。痩身メニューの後に筋トレをすることで、リバウンドしにくいカラダ作りも目指せます。