ビタミンCは美肌だけでなく、ダイエットにも効果がある!という見解が増えてきました。
ビタミンCのダイエット効果の理由として
1:脂肪細胞にエネルギーを与えない
2:レプチンに対する感受性を高めようとする
が、あります。
脂肪細胞にエネルギーを与えない
ビタミンCには細胞の代謝を上げて、無駄なエネルギーが蓄積されるのを防ぐという作用があります。
ところが、脂肪細胞に対してだけは、エネルギーとなるブドウ糖(グルコース)を取り入れるのを防ぐという役割を果たすのです。
供給される栄養がカットされれば、脂肪細胞も成長できなくなるということから抗肥満物質として注目されはじめているのです。
レプチンに対する感受性を高めようとする
レプチンとは、脂肪細胞から分泌される満腹感を感じさせるホルモンです。
脂肪細胞が減るほど、このホルモンの分泌量が減ってしまうので、同じ食事量でも満腹感を得られなくなってしまいます。(これがリバウンドの一番の原因です)
ビタミンCには、レプチンの感受性を高める働きがあります。
少ない量のレプチンでも、その感受性が高いほど満腹中枢への刺激が強くなり、少ない食事量でも満足できます。
レプチンの濃度を高める方法は多く紹介されていますが、新たなアプローチとして、レプチンの感受性を高める方法にも、これから注目が集まるでしょう。
ビタミンCの摂り方
厚生労働省は、1日最低100mgのビタミンCを食事で摂ることを推奨していますが、これは必要最低限の量。肌や体に及ぼすプラスの効果を期待するなら、1日1000mg以上を目安に、こまめに摂取するのが望ましいです。
注意点
「ビタミンCというとフルーツから摂取するのが一般的ですが、果糖を摂り過ぎないように気をつけましょう。
ビタミンCを摂るときは、野菜やサプリなどでバランスよく摂取することをオススメします。
太っている人ほど「ビタミンC」を
ビタミンCには活性酸素を減らすなどして細胞の炎症を抑えつつ、先にも述べたような抗肥満作用もあります。
肥満の人は脂肪細胞が炎症を起こしている状態です。これにより、過剰な活性酸素を減らすためにビタミンCが使われてしまうので、血液中のビタミン濃度が低いというデータがあります。
太っている人ほど、ビタミンCをたくさん摂るべきでしょう。
DMK(ケイ素サプリメント)
水溶性ケイ素には抗酸化作用があり、肥満の炎症によって発生する活性酸素を抑えることができます。
ビタミンCの吸収効率を高めてくれるので、野菜・果物と一緒に摂取すれば、美容・ダイエット効果をさらに高めてくれます。