ピーリングはお肌の古くなった角質をはがすケアです。
角質を溶かすための専用溶剤が必要なので、主にエステサロンやクリニックで提供されるメニューですが、一部の食材に含まれる成分を利用しても行うことができます。
今回は『自宅にある食材』で行うピーリングをご紹介いたします。
りんご
ピーリング力 中
りんごにはフルーツ酸[AHA]が含まれており、自宅ピーリングに利用されることが多い食材です。
美肌効果のあるビタミンCもたくさん含まれているので、ピーリングだけでなく美肌効果もあります。
スベスベとしたなめらかなお肌へ誘ってくれます。
りんごをすりおろしてガーゼなどで絞った汁をコットンなどに含ませてお肌に塗ります。
↑不織布などでできたフェイスシートも売っていますので、シートに含ませてそれをパックにすることもできます。5分位おいたら よく洗い流して終了です。
ヨーグルト
ピーリング力 低
美白効果があるヨーグルトパックですが、実は穏やかなピーリング効果もあります。
無糖のヨーグルト大さじ2杯程度に、美容効果のあるハチミツを加えてお肌に乗せて、10分から15分位おいて、優しくマッサージをするようにして洗い流して終了です。
またヨーグルトには毛穴を引き締める効果やキメと整える効果もあって、いろいろな相乗効果が期待できます。
ヨーグルトパックの方法については別記事【ヨーグルトパックのやり方】でも取り上げていますので、合わせてお読みください。
アボカド
ピーリング力 強
アボカドには角質を取り除く効果のあるオレイン酸が豊富に含まれているので、ピーリング力も高い食材なんです。
アボカドをすりつぶして ペースト状にしてお肌に乗せて、30分位おいてから優しく洗い流します。
粘性が高いので密着しやすく、そのままパックになります。
さらに程よい具合に油分もふくまれているので、保湿効果も期待できます。
洗顔しても良い
食材によっては特有の「匂い」や「ベタつき」が残ってしまう可能性もあるので、気になるようでしたら軽く洗顔料をつけて洗顔をしても構いません。
注意:頻度について
ピーリングはお肌の古くなった角質をはがすケアです。一時的にですが肌のバリア機能が弱まってしまうので多用は厳禁です。
「くすみがひどいから!」「シミやニキビ跡を早く治したい!」からと言って、あまり頻繁に行うと肌を傷めてしまい肌トラブルを引き起こす可能性があります。
自宅で行う場合でも、”多くても”1週間に1回にしましょう。2週間に1回が望ましいですね。
脱毛前にもおすすめ
毛穴に汚れが詰まっていると、毛根に十分な光が届かなくなるので、脱毛効果が下がってしまいます。
脱毛施術の3日前くらいに『ヨーグルト』または『リンゴ』の、ピーリング力が低めの食材で汚れを落としておくと、脱毛効果がUPします。
※あまり強いピーリングだと、角質が落ちてしまい、脱毛のダメージが増してしまうので ご注意を。
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