ロコモティブシンドロームとは、足腰が弱まってスムーズに立ったり座ったりできなくなって、進行すると歩くことも困難になる運動機能障害のことです。
超高齢社会の現代、ロコモティブシンドロームを防ぐための様々な方法が提案されていますが、その一つがエステサロンでの予防です。
エステでロコモ予防
「ハイパーナイフ」
エステサロンでは手技によるボディケアだけでなく、美容機器を用いたケアもおこなっていますが、その一つハイパーナイフ(高周波領域による温熱機器)がロコモティブシンドロームの予防に効果があると注目されています。
「ハイパーナイフの効果」
体の冷えは万病のもとと言われますが、体の深部から温めることによって基礎体温が上がり、冷えにくい体質に改善されます。
ロコモティブシンドロームは生活習慣病が引き金とも言われていますが、特に肥満による内臓脂肪の増加や、肥満が原因で起こ腰痛、膝の関節痛などを早めに解消しておくことが大事です。
温泉や岩盤浴などでも体を温めることは出きますが、体の深層組織から温めるにはハイパーナイフが効果的です。
高周波は医学療法のひとつとしても使われているので、サロンでも安心して施術を受けることができます。
「ハイパーウェーブ」
EMSを導入しているエステサロンも多く、貼るだけで筋トレ効果が得られると人気です。
ロコモティブシンドロームは筋力の低下から始まりますが、常々運動の習慣がない人は、50代からすでにロコモの兆候が始まっているようです。
インナーマッスルを鍛えると体の不調が改善され、ロコモティブシンドロームの予防になります。
家庭でできるロコトレ
ロコモティブシンドロームの症状は、まず立ったままで靴下がはけなかったリ、家の中の少しの段差につまずくなどから始まり、症状が進むと1㎞も歩くことができなくなります。
毎日、簡単な運動をすることで運動機能は確実にアップできます。
片足立ち
バランス能力をつけるためには、1分間ずつ片足で立つトレーニングをしましょう。
スクワット
スクワットをおこなうと、太ももやお尻、ふくらはぎに筋肉がつきます。下半身に筋肉ををつけると代謝が良くなり体脂肪が燃えやすくなるとともに、転びにくくなります。
スクワット初心者は椅子や机に手をそえて、ゆっくり腰を下ろしてゆっくり元に戻ります。
*毎日の生活の中に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動とスクワットやダンベルなどの無酸素運動をとり入れ、続けることで運動機能は上がります。
日常生活の中でも早足で歩いたり、外出先では階段を使って足腰を鍛えましょう。
まとめ
ロコモティブシンドロームは徐々に進行するために、自分ではなかなか気づきにくいものです。
生活に不自由をきたすほどの状態になる前にエステサロンで予防したり、家庭でも簡単な運動を習慣にして、いつまでも若い体をキープしましょう。