ロコモティブシンドローム
骨や軟骨、関節、腱や靭帯などの運動器が衰えて「立つ」「歩く」といった機能が低下していく状態のことを言います。
状態が進行すると要介護や寝たきりになる可能性もある状態です。
デスクワークが主流になり運動する機会が減った近年では、メタボリックシンドロームと並ぶ、典型的な現代病です。
原因
身体機能の低下(筋力低下、持久力低下、バランス能力低下、反応速度低下)が主な原因とされています。
加齢によって全身の筋力はおのずと低下していきますし、運動不足の状況が続けば、若くしてロコモティブシンドロームになる可能性もあるでしょう。
予防
日々の運動を継続することで筋力やバランス能力はある程度維持することが可能です。
デスクワークが多い人は、ちょっとした場面で運動できる工夫をしましょう。
- 電車や車ではなく、徒歩や自転車で通う
- 積極的に階段を利用する
- 休憩時間のランチなどは徒歩で出かける
歩行時間をモニターするヘルスケアアプリなどを活用し、意識的に運動を取り入れましょう。
ハイパーナイフ
ハイパーナイフといえば、ダイエットで話題の痩身機器です。ハイパーナイフの高周波による熱は、血流や細胞間を介して全身に広がり、体内組織の代謝を促します。
また、マッサージを組み合わせることで、血行が良くなり、自律神経のバランスも整います。
こうした特徴から、ハイパーナイフは身体機能の向上が期待されます。ダイエットだけでなく、じつはロコモティブシンドロームの予防にもおすすめです。