理想の体温は37℃
日本人の平均体温は年々下がる傾向にあり、ある民間企業の調査では36.14 ℃という報告もあるそうです。
- 運動不足
- 姿勢の悪化
- 水分や冷たいものの摂り過ぎ
- ストレスの増加
上記のような生活環境の変化は、慢性的な血流の悪化を招き、基礎体温の低下につながりました。
約50年前、日本人の平均体温は36.8℃あったと言われています。今や高い人でも36.2~36.3℃、ほとんどが35℃台の低体温に陥っているそうです。
体温が37℃あったら、多くの人が「微熱だ」と思うでしょう。しかし、本来は37℃は人間のカラダにとって一番良い影響を与えてくれる体温です。
食べ物の消化や運動、呼吸、免疫機能に重要な役割を果たす酵素が、最も活発に働くのが37℃。つまり、美容・健康・ダイエットの秘訣は体温を上げることなのです。
体温を一度上げると・・・
体温を1℃上がるとエネルギー代謝が12%もアップします。
エネルギー代謝とは、体内に摂り込んだ栄養を、酵素などの働きによって運動する力や体温を維持する力に変えることです。
エネルギー代謝のアップは、老廃物の排出力を高め、痩せやすい体質づくりや美肌効果を実現します。また、免疫力も上がるので様々な病気を予防できます。
体温を上げる4つの習慣
【1:朝の習慣を変える】
朝の長時間の2度寝はNGです。
朝の光を浴びると、自律神経のサイクルが整います。起きたらすぐにカーテンを開ける癖をつけましょう。
朝のシャワーも効果があります。この時、腰にシャワーを当てると効果が上がります。内臓の血流をコントロールする神経が通っています。
【2:食生活を変える】
熱を生み出すのは筋肉です。その筋肉を作るタンパク質(お肉など)は、積極的に摂取しましょう。
冬場の鍋はおすすめです。
だし汁にとろみをつけたあんかけは、保温性が高いので、長くカラダを温めることができます。
【3:服装を変える】
羽毛のダウンジャケットで体温を上げる着方は、中に着るものを薄着にすることです。
羽毛を温かく感じるのは、体温で羽毛が温まるため。厚着をしてしまうと体温が伝わりにくいのです。
また、羽毛布団の下に毛布を使うのはNG。毛布は上にかけます。体温が毛布に遮断されてしまいます。
【4:体温を上げる運動】
上向きスキップ。(上を向いて、その場でスキップするだけ。)
1日10回。朝食前がおすすめ。
スキップすることで下半身の筋肉をしっかり動かせます。
ふくらはぎの筋肉はポンプの役割を果たしているので、ここを動かすことで血流が良くなり、体温が上がります。
また、上を向くことは気道が確保され、呼吸がゆっくりになり、リラックス効果につながります。
ハイパーウェーブで基礎代謝アップ
体温を上げるには、全身の筋肉を鍛え、基礎代謝を上げることも有用です。
ハイパーウェーブは強力なEMSでインナーマッスル(深層筋)まで効率よく鍛えられます。