野菜のイメージがありますが、トウモロコシは主食です。世界では、米・小麦に次いであげられ三大穀物といわれています。
インディアンが主食にしていたものをコロンブスが持ち帰って、ヨーロッパ全域に広がったと言われているのがトウモロコシ。
日本でもトウモロコシを嫌いな人はそんなにいないですよね。そんなトウモロコシの健康効果について解説します。
トウモロコシを常食している地域は長寿
トウモロコシにはデンプンやブドウ糖などの炭水化物、たんぱく質、良質の植物性脂肪、豊富なビタミン類、各種ミネラルなどがバランスが良く含有されています。
トウモロコシを常食している地域(南米など)は長寿である事が多いと知られています。栄養豊富なトウモロコシを常食しているためと言えるでしょう。
大腸がんの予防にもなる
トウモロコシはたくさん食物繊維が含まれていますが、これにより腸のぜん動運動を活性化して、スムーズな便通を促します。
発がん物質が腸内に停滞する事を防ぐ事ができるので、大腸がんの予防になるのです。
動脈硬化に作用する
胚芽の部分にある良質の植物性脂肪は、不飽和脂肪酸を含んでいます。これらはコレストロールの排泄に役立ち、動脈硬化の予防にも繋がります。
胚芽からつくられたコーン油にも同じ効果が期待できるので、炒めものなどをコーン油で調理してもいいでしょう。
トウモロコシのカロリー
トウモロコシ100gあたりのカロリーは100kcalで、まるまる一本食べても160kcalです。
米は100gあたり160kcal。大人用の茶碗一杯食べると260kcalといわれています。
トウモロコシは食べ応えがあるので、一本でも満腹感があります。
豊富な栄養なのに、意外とダイエットにも向いている食材です。
特に日本の食事ではミネラルが不足しやすいので、ミネラルを含むトウモロコシは定期的に食べておきたいですね。
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健康維持に必須なミネラル「ケイ素」は、とりわけ摂取しにくい種類のミネラルです。DMK(ケイ素サプリメント)で積極的に補ってあげましょう。
参考:DMK(ケイ素サプリメント)で硬くなった血管を柔かくする