近年の研究でも『質の良い睡眠をとること』は健康維持には欠かせないことがわかっています。
このとき「寝るときの姿勢」も、質の良い睡眠をとるために重要な役割を果たしていることをご存知ですか?
適切な食事や運動と同じように、良い睡眠姿勢をとることも必須です。
今回は、理想的な寝姿勢は何か、なぜ重要なのか、寝姿勢の種類とそのメリット・デメリットについてご紹介します。
寝るときの姿勢
寝ているときの姿勢によって 睡眠の質が左右されることが多く、またその姿勢によっては健康上の問題を引き起こす可能性もあります。
自分にとって快適で、質の良い睡眠をとることができる姿勢を選ぶことが大切です。
理想的な寝姿勢とは?
理想的な睡眠姿勢とは、全身を支え・快適に過ごせる姿勢のことです。
一般的には、背骨を自然な位置に保ちつつ カラダの各所に過度な負担や圧迫を与えない姿勢が良いとされています。
寝姿勢の種類とそのメリット・デメリット
最高の睡眠を得るために試すべき寝姿勢には、いくつかの種類があります。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しましょう。
<仰向け寝>
最も一般的な寝姿勢です。背骨を自然な形に整え、首や背中の緊張を防ぐことができます。
しかし、この姿勢は舌の位置によっていびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性があります。
<横向き寝>
背骨の湾曲を抑えることができるので、腰痛持ちの方におすすめです。また、酸の逆流を防ぎ、いびきの予防にもなります。
しかし、腕に体重がかかるため、血行障害を引き起こす可能性があります。
<うつ伏せ>
背骨や首がねじれるため、体の歪みの観点からはオススメできませんが、体の前面を下にして寝ることでお腹が温められ、リラックスしやすく、安心感を得られるという人もいます。
横向き寝と同じく、舌が落ち込むことによる気道の妨げがないため、いびきをかきにくくなるほか、肺に心臓の重みがかからない寝姿勢なので、咳が出ている時は呼吸がしやすいとも言われています。
まとめ
正しい寝姿勢を選ぶことは、質の良い睡眠をとり、健康な体を維持するために欠かせません。
寝姿勢にはいくつかあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
快適で、健康を促進する姿勢を選ぶことが大切です。
それぞれに合った寝姿勢を取り良い睡眠を意識していきましょう。
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