キャビテーションは、超音波の振動を体に当てることで脂肪内に空洞化現象を起こさせ、細かく大量に発生した気泡が弾けることで脂肪細胞膜を破壊させ脂肪を乳化するという痩身エステの一種です。
乳化された脂肪はリンパ内を流れて、最終的に体外へと排出されます。
原則として、キャビテーションは妊娠中NGとされています。
しかしながら妊娠に気づかずに受けてしまうケースは珍しくありません。
[voice icon="https://wamu-gr.co.jp/blog/wp-content/uploads/2022/03/dress-up_female_11634.png" name="wamu" type="l"]・・・赤ちゃんに影響などあるのでしょうか?[/voice]
結論から言うと、キャビテーション施術を受けたことで 胎児に重大な影響が出たという目立った報告はこれまでのところ確認できていません。
理由の一つとして、キャビテーションは皮膚のすぐ下(2~3センチ)の脂肪に作用するので、身体の奥にいる胎児にまで音波振動が伝わらないといわれているからです。
妊娠中の使用はNGですが、気づかずに受けてしまったとしても、そこまで過度に心配しなくても大丈夫です。
エコー検査の超音波
余談ですがエコー検査で使われているのも超音波です。
ただしキャビテーションよりも高い周波数(10倍以上)なので、お腹の奥にまで波が浸透/反射します。またパワーも低いので、脂肪細胞を破壊したりはしません。
周波数は高いほど浸透します。キャビテーションは周波数が低いので皮下2~3センチくらいで留まります。
危険とは考えられていませんが、医学的に絶対安全という結論も出ていないのが現状です。
生命に関わることですので、確証が得られるまでは控えることが推奨されています。
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