あなたが最後に涙を流したのはいつですか?
「泣く」という行為はカラダにとって良い効果をもたらします。これは科学的にも証明されています。
涙を流すことで美容効果も期待されており、意識的・積極的に涙を流す、涙活(るいかつ)をはじめる人が続出しています。
本記事では、涙と美容の関係についてチェックしていきたいと思います。
肌の免疫力アップ
人が涙を流すとき、副交感神経が優位になり免疫機能が高まると言われています。免疫機能が高まれば、毛穴の中に侵入しようとする外敵(雑菌)をブロックし、ニキビや吹き出物といった肌トラブルを防いでくれます。
また、コラーゲンの生成を阻止する物質を減らす効果にも期待できます。
ストレスの軽減
涙を流すことで、体内ではコルチゾールというストレス物質を減らすホルモンの分泌が促されます。ストレスからくる肌荒れなども事前に防ぐことができるそうです。
また、泣いた後には、脳内麻薬と呼ばれる「エンドルフィン」が分泌すると言われています。エンドルフィンにも、ストレスや痛みを和らげる効果があります。
睡眠の質が向上
涙を流し、副交感神経が優位になることで、深い眠り(=良質な睡眠)につくことができます。睡眠は美肌において不可欠な生活習慣です。
深い眠りにつくことで、細胞の成長を促す「成長ホルモン」の分泌が増えます。これにより肌のターンオーバーが正常になり、キレイな素肌が作られます。
涙を流すポイント
涙には2種類あります。
- 悔しい時や怒った時に出る塩分濃度が高い涙
- 嬉しい時や悲しい時に流れる水っぽい涙
どちらもストレス物質を排出する役割があるものの、悔しさや怒りの感情による涙の場合、交感神経が優位になり、緊張・血圧の上昇といった反応が伴います。
結果として精神状態の乱れ・疲労などに繋がってしまうと考えられます。
嬉しい時や悲しい時に流れる涙は、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になるため、前述のような美容効果は高いようです。
ハイパーナイフ
リラックス効果のあるハイパーナイフは、副交感神経にもその効果を働きかけます。体だけでなく精神の疲れも癒すことができるので、美容効果は相乗的にアップします。