昔からよく言われるフレーズ「お客様は神様です!」 整骨院の集客や経営に困ると、とにかく新しい患者を集めようとします。
その時、あなたは「神様」を集めようとしていますか? おそらく違いますよね。
患者様は「神様」でもなく「お金を運んでくれる人」でもありません。 患者様はあなたの整骨院のサポーターです。 そして、この考えは整骨院集客においてとても大切になります。
サポーターとなる患者様
ファンのお客様と考えてください。 定義は整骨院により違うかもしれませんが、基本的に4回以上の来院されたお客様はファンだと考えて良いでしょう。
どれくらいおられますか? めちゃくちゃ少ないというのも問題ですが、もっと問題なのはすぐに答えられない、ハッキリと把握していないこと。
ファンというのはどの業界でもそうですが、あなたの商品・サービスを確実に購入していただける方です。 多ければ多いほど、売上は上がります。口コミや紹介であなたの商品・サービスの発信源になることもあります。そういう意味でも、お客様は「サポーター」なのです。
サポーターを明確にする
「お客様=神様」「お客様=お金を運んでくれる人」などと無意識にも考えている考えてしまっている先生は、どんな患者様でも自分の院に定着させようとしてしまいます。
結局はこれが売上が上がらない、リピート率が上がらない原因になります。
お客様を大切に「神様」のように扱うのは大切かもしれませんが「サポーター」になってくれそうなお客様を大切にすることはもっと大事です。
そのため、「サポーター像」をしっかり設定することが必要です。まずは、カルテを引っ張り出すなどして患者のレベルを調べて、現在の「サポーター」や「サポーター候補」になりそうなお客様をしっかりと認識しましょう。
類は友を呼ぶ
分析を続けていると、サポーターとなる患者様に共通点が見つかると思います。 同じような悩み、家族構成、年齢、職業、経済力、趣味... サポーター像が明確になると、これからの集客でもサポーターとなる患者様に絞ったアプローチしやすくなります。
そういった意味でも顧客レベルで患者様を分析し、いち早くサポーターのお客様を認識してください。