脂肪を燃焼させエネルギー生成を行う「褐色脂肪細胞」
この褐色脂肪細胞は、中年と呼ばれる30〜50代になると減少していきます。中年になると脂肪がつきやすくなる原因として考えられています。
褐色脂肪細胞と年齢
褐色脂肪細胞の多いうちは、筋肉量が少なくても高い基礎代謝を維持することができるので、あまり運動をしなくても体型の維持ができました。たとえば、骨格筋の少ない赤ちゃんは、褐色脂肪細胞でエネルギー生成を行っています。
大人になると骨格筋でエネルギー生成を行えるようになるため、褐色脂肪細胞は減っていきます。つまり、年をとると若い頃と同じ運動量では十分なカロリー消費を行えなくなります。
これがいわゆる「中年太り」の原因です。
30代になったら運動を
褐色脂肪細胞は30代を境にいっきに減少し始めます。この年代になってくると、運動する暇がない、食事の時間が遅くなる、飲み会が続くなど、太りやすい生活環境になってきます。
さらに40代になると、褐色脂肪細胞の量は半分になってしまいます。
中年よ呼ばれる年齢(30〜50代)になってきたら、これまで以上に食事に気を使う・運動習慣をつけることを意識しましょう。特に、運動を習慣化するには早めに取り組むことが大切です。
(参考:褐色脂肪細胞を活性化させる5つの方法)
残念ながら、加齢による褐色脂肪細胞の減少は防ぐことが困難です。しかし、筋肉量を上げることで基礎代謝を維持することはできます。
ハイパーウェーブで基礎代謝UP
ハイパーウェーブは、通常の筋トレでは鍛えにくい、インナーマッスルを鍛えることができます。基礎代謝を維持していきましょう。