年始の集客に「福袋」というキャンペーンがあります。服やバッグを詰め合わせたモノ福袋が主流でしたが、最近では、参加や体験を重視した「コト福袋」を用意する企業が増えています。
- 老舗料亭でのお座敷遊び
- 人工知能ロボットによる歌舞伎を鑑賞
- シニアダンスチーム育成プログラム
- 東京湾ディナークルーズ福袋
など、各社工夫を凝らした体験型福袋を企画しています。
エステ福袋
この風潮によって、福袋キャンペーンを実施するサロン様も増えてきています。いわゆる「エステ福袋」ですね。
- 通常メニューの割引券
- 限定メニューの優待券
- 回数券・コース
など、もちろんホームケアグッズの詰め合わせ(モノ福袋)も売れますが、今年はエステ福袋(コト福袋)の方が販売数が伸びていたようです。
来年の年始もエステ福袋は売れるだろうと考えられます。
超高額福袋を
福袋の値段設定のコツは、超高額福袋を用意することです。
3万円の福袋をメインに売りたいなら、1万円、5万円、10万円の福袋を用意していきます。
「さすがに高額福袋は買えないけど、ワンランク下の福袋なら買えるかな〜」と、3万円の福袋が売れていきます。
福袋はこのような心理が働くことで売れていきます。
効果的なマーケティングとプロモーション
福袋キャンペーンの成功は、その宣伝にかかっています。SNSやメールマガジン、店内のPOPなど多岐にわたるチャネルを活用し、事前のティーザーキャンペーンを行うことが重要です。顧客が「どんな福袋があるのか?」と期待を膨らませることができれば、キャンペーン当日に多くの人が集まるでしょう。
また、インフルエンサーやブロガーを活用した口コミマーケティングも効果的です。実際に福袋を体験してもらい、その感想をSNSでシェアしてもらうことで、信憑性のあるプロモーションが可能になります。
ハイパーナイフの100万円福袋
ハイパーナイフ導入店では、最高で「100万円の福袋」を用意したお店様もいました。中身はハイパーナイフ部位施術100回分の回数券だったようですが、実際に3つほど売れたそうです!
この福袋は、ただの高額商品ではなく、ブランドのプレミアム感を高め、顧客に対して高いコミットメントを促す戦略的商品と言えます。
また、顧客がこの金額を支払うためには、その中身に相応の価値がなければなりません。ハイパーナイフの100万円の福袋には、以下のような価値が含まれています。
ハイパーナイフ施術回数券:100回分という大量の施術が可能な回数券を含めることで、長期にわたってサロンのサービスを受けられるという実質的な価値を提供します。
独占的な体験:サロンでのVIP待遇、特別なケアプログラムへのアクセス、マンツーマンアドバイスなど、他では味わえない特別な体験を提供します。
追加特典:サロン内で使用できる商品や、ホームケア用の高級エステ機器、限定商品など、他の福袋では手に入らないアイテムを含めることで、さらに価値を高めます。
100万円福袋の戦略的意義
100万円の福袋は、その価格設定自体が一つのマーケティングツールです。
高額なこの福袋は、サロンが提供するサービスの品質と独自性を市場にアピールする役割を果たします。また、こうした福袋を購入する顧客様は、そのサロンに対して高い信頼を持っており、インフルエンサーとしての役割も果たすことが期待されます。
年始のスタートダッシュをきるために、ぜひハイパーナイフとエステ福袋を用意しましょう。