フランチャイズの平均年収は500~600万円程度と言われており、一般的な定職に就くよりも収益性が高いことが示唆されています。
ただし、フランチャイズの種類や仕事の内容、地域によって年収は大きく異なり、年収1000万円以上のフランチャイズもあります。
また、加盟金となるロイヤリティの方式によっても大きく儲けやすい仕組みもあります。
以下ではロイヤリティの方式について説明していきます。
売り上げによって決定する「売上歩合方式」
定率方式のひとつ「売上歩合方式」とは、売上に対して一定の割合をかけた金額で算出されます。
例えば、売上が100万円で、ロイヤリティが10%だとしたら、加盟店が支払う金額は10万円になります。売上が上がれば、当然ロイヤリティも高くなります。
ロイヤリティの%(パーセンテージ)は業界によって異なります。
大きく儲けにくい反面、売上が低いときに負担額が減るというメリットがあります。
粗利益から算出される「粗利分配方式」
定率方式のひとつ「粗利分配方式」とは、販売価格から仕入原価を引いた粗利益に、一定の割合をかけた金額で算出されるものです。これは主にコンビニエンスストアで用いられている方法です。
例えば、販売価格から仕入原価を引いた粗利益が100万円で、ロイヤリティが10%だとしたら、加盟店が支払う金額は10万円になります。
粗利益分配方式は売上歩合方式と同様、売上が伸びるほど利益も上がり、それだけ本部に支払う金額は高くなります。
決まった金額を支払う「定額方式」
大きく儲かるのは『定額方式』で、毎月決まった金額を支払うものです。
ロイヤリティが変動しない分、資産を管理しやすく、売上に応じて大きな利益を得られるメリットがある反面、売上が思ったように上がらなければ、ロイヤリティが負担になります。
損益分岐点さえ越えれば、青天井に稼ぐことができるのはこのタイプです。
サブスク型フランチャイズ
サブスクとはブランドを「所有」ではなく、一定期間「利用」するモデルです。
料金については定額方式ですが、フランチャイズ脱却後もお店を続けることができる点が違います。
極端な例ですが、セブンイレブンが別のコンビニ名になるだけで、品揃えや立地・内装は一切変わらないイメージですね。
一部使えなくなる店名や加盟店リストからは外れてしまいますが、固定客さえついていれば、ロイヤリティなしで完全な起業をすることができます。
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