美容室の売上を安定的に上げるためには、定着するお客様を増やすことが必要です。
どのようなお客様は定着しやすいのでしょうか。
男性
美容室に限らず、女性と比べて男性は気に入ったお店に長く通う傾向にあります。
女性は新しいものに目移りしやすい傾向にあります。たとえ長く定着していても、近所に新しい美容室ができたら「一回行ってみようかな」という心理が働きます。
どちらかといえば男性客を大切にしましょう。
美容に興味なさそうな人
エステや脱毛と違い、髪は切らなくてはいけません。
そのため、美容室に仕方なく行っているお客様もいます。このようなお客様は、引越しなどの環境の変化がない限り、離れていくことはありません。
美容意識の高い人ほど、もっと良い美容室はないか常に探しています。
美意識も高くなく、仕方なく美容室に来ているようなお客様は、定着さえすれば離れません。
このようなお客様を定着させるにはどうすればいいのでしょうか?
早い施術
男性や美意識の低いお客様は「長い時間をかけて」「盛り上がる会話」は必要ありません。
どちらかというと「早い施術」や「無言でも大丈夫」な雰囲気が大切になります。
もちろん、手を抜いてはいけません。
マイナス印象をなくす
とにかく「悪印象を与えない」ようにしましょう。
- むやみに別メニューをすすめる
- やたらと物販を促す
- 無理やり話しかける
このようなことは、絶対にしないようにしましょう。
悪い印象を与えず、テキパキと施術する。これを徹底していくことで、じつは多くのリピート客を獲得できます。
女性や美意識の高い人は高単価なメニューも受注でき、美容師としても張り合いが生まれます。優良顧客なのは間違いありません。
しかし、経営を安定させるためには、リピート客(男性・美意識の低いお客様)への気配りも必要になってきます。
目の前のお客様を大切にしましょう。