整骨院では予約の電話対応によって来院の機会を逃してしまうケースがあります。
「今からって行けますか?」
「今日って空いてますか?」
患部の痛みがひどくなり、今すぐにでも診てもらいたいお客様などは少なくありません。
このような電話は、新規客を獲得するチャンスです。少なくともチラシやホームページでの集客は成功しています。
電話対応でチャンス喪失
ところが、そのようなお客様に
「すいません。本日は予約でいっぱいなんです。明日以降でしたらどこか都合の良い日はありますでしょうか?」
と、事務的な対応をとってしまえば
「あ。じゃあまた都合が良い時に電話させて頂きます。」
と、せっかく電話までしてくれた、新規来院の可能性が高いお客様を逃してしまいます。
整骨院が増え、予約システムが充実した今、お客様は「別の整骨院に行く」という選択が容易にできるのです。
もちろん、予約がすでに埋まっていれば、仕方ない時もあります。
ですが、電話対応の仕方によって予約につながる可能性を上げられるのも事実です。
電話段階で問診する
コツは、電話で少しだけ問診をすることです。
「今からって行けますか?」
「今日って空いてますか?
という質問に対し
「ちなみに、本日はどうなされましたか?」
「どこか痛めてしまいましたか?」
と、簡単に症状を聞いてみましょう。
何かしらの返答があれば、
「何かされてて痛めてしまったんですか?」
「ひどく感じるようになったのはここ最近ですか??」
「特にいつが痛いとかってあったりしますか?」
と、電話で少しの問診をしてみてください。
電話で問い合わせをしているお客様
初めて治療院に電話で問い合わせをしているお客様は、ものすごく自分のカラダの状態に困っていたり、あるいは心配している方が多いんですよね。
そういった人は最初の電話口でも軽く身体の状態に触れてあげるとすごく安心してくれます。
(なんだか、この先生はちゃんと診てくれそうな先生かな??)
(本当は今日見てもらいたかったけど・・・でも、ここならちゃんと診てくれそう)
このように思ってもらえれば、案外あっさりと翌日以降の予約も取り付けられます。
おまけ
せっかく問診ができたので、予約日までに自宅でもできそうな改善案を提示すると良いでしょう。
キャンセル率もぐっと抑えられます。
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