脂肪吸引の"結果"に対して後悔する人はそこまで多くありません。
昔よりも機器の性能が上がり、施術方法も確立されてきているので、
- 左右差がでる
- 皮膚がたるむ
- 凸凹になった
- 傷跡が目立つ
などの失敗は少なくなっています。
ただし以下のようなデメリットはあるので、気をつけてください。
ダウンタイムがある
脂肪吸引のダウンタイムは、他の医療メニューと比較しても長いことがあるので、休息期間をとるなどスケジュール準備をしましょう。
ダウンタイム中によくみられる症状は以下の通りです。
痛み
手術中は麻酔が効いているので、苦悶の表情になることはないでしょう。
麻酔が切れると圧痛が増し、その後1~2日で強まり、7日間ほど続きます。
そのため、日々の活動が制限されるため、事前に 活動的でない生活を計画することをお勧めします。
腫れ
脂肪吸引によって、施術部位に隣接する細胞にダメージを与えると、炎症や腫れが引き起こされます。
患部の腫れは術後2~3日でピークに達しますが、完全な縮小を実感するには1〜2週間はかかります。
症状を抑えるには、アイシングなどして患部を冷やすとよいでしょう。
アザ、内出血
脂肪吸引は皮下組織を傷つけてしまうため、術後はあざや内出血が生じます。
施術直後の1週間程度で目立つようになり、その後1ヶ月程度で薄くなっていく傾向があります。
重力の影響に血が下がってくるので、予想外の場所にあざが定着することがあります。
むくみ
脂肪吸引を行うと、脂肪を採取した部分に体液などが蓄積されます。術後7日目くらいにむくみが最大となり、2週間を過ぎると次第に小さくなっていきます。
しっかり圧迫して安定させることで、むくみを抑えながら、きれいな仕上がりを形成することができます。
拘縮
組織が損傷を受けると、その回復を促すために不随意的に収縮します。
これを「拘縮」といい、皮膚に凹凸やひきつれが生じます。
この現象は、施術後1ヶ月頃から見られ、最大で6ヶ月ほど続くこともあります。
拘縮を早く改善するためには、損傷部位の温めやマッサージ、ストレッチをこまめに行うことが推奨されています。
最近は脂肪吸引後のケアにハイパーナイフも活用されています。
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