「機器を入れれば売上が上がる」とは限りません。同じ機器を導入しても、成果が出るサロンと、そうでないサロンがあります。ワムでは、ハイパーナイフなどを導入いただいた全国38サロンのオーナー様に個別インタビューを行いました。本記事では、その回答を集計し、成果が出ているサロンに共通していた5つのことを整理します。
※取材時のサロン様ご本人の発言を集計したものです。成果はサロンの立地・メニュー・運営体制により異なり、同様の結果を保証するものではありません。店名は伏せています。
この記事の結論
38サロンの回答で最も多く語られた変化は「リピート・継続来店」(21件/55%)、次いで「客単価の上昇」(15件/39%)でした。成果が出ているサロンには、①短時間で体感が出るメニューを看板にしている、②コース・回数券で継続来店を設計している、③既存メニューと組み合わせて独自性を出している、④研修とサポートを使い倒している、⑤他店にない機器で価格競争を避けているという共通点がありました。
調査の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | ハイパーナイフシリーズなどワム製品を導入した全国のサロン様 38件 |
| 方法 | オーナー様への個別インタビュー(自己申告にもとづく内容) |
| 業態 | 痩身サロン22件、エステサロン11件、フェイシャルサロン2件、小顔・矯正サロン1件、トータルビューティーサロン1件、パーソナルジム併設1件 |
| エリア | 15都道府県(東京6、愛知4、群馬3、京都3、兵庫2、埼玉2 ほか)、エリア非公開9件 |
各事例の全文は導入サロン事例一覧、集計結果は導入サロンの成果まとめでご覧いただけます。
導入後に語られた変化(38件中の言及数)
| テーマ | 言及数 | 割合 |
|---|---|---|
| リピート・継続来店につながった | 21件 | 55% |
| 客単価が上がった | 15件 | 39% |
| 予約が埋まる・店舗を拡大した | 14件 | 37% |
| 他店との差別化ができた | 12件 | 32% |
| 売上が増えた | 12件 | 32% |
| スタッフ研修・サポートが役立った | 12件 | 32% |
| 短時間・1回で効果を実感してもらえた | 12件 | 32% |
| 新規集客・口コミが増えた | 10件 | 26% |
※インタビュー本文中で当該テーマに言及があったサロン数です。言及がないことは、その効果が無かったことを意味しません。
共通点1:短時間で体感が出るメニューを看板にしている
32%のサロンが「短時間・1回で効果を実感してもらえた」と回答しました。初回で変化を感じてもらえると、次回予約やコース契約につながります。
「施術が初めてで全身凝り固まっている方でも1回で満足できる結果まで導けます」
「施術中から変化を実感できる」
1回の施術時間は、1日に受けられる予約数(売上の上限)も決めます。「体感が出る」と「短時間で終わる」の両立が、売上を伸ばすサロンの共通点でした。
共通点2:コース・回数券で継続来店を設計している
最も多かったのは「リピート・継続来店」(55%)です。単発の施術ではなく、続けて通う前提のメニュー設計をしているサロンほど、売上が安定していました。
「新規のリピート率は8割ほど」
「予約サイト経由の新規もリピート率はほぼ100%」
「今では回数券の購入やハイパーシリーズのメニューで数万円以上のお会計が増えました」
回数券やコース契約には法律上のルールがあります。設計の前にエステの回数券・コース契約と特定商取引法をご確認ください。
共通点3:既存メニューと組み合わせて独自性を出している
痩身サロン以外にも、小顔・矯正サロン、パーソナルジム併設、フェイシャルサロンなど、さまざまな業態で導入されています。もともとの強みと機器を組み合わせることで、他店にないメニューが生まれていました。
「ボディメイクは変化がすぐに実感できますし、透明感のあるお肌になるのも魅力です」
「美容から健康までこれ1台で総合的にサポートができるハイクオリティなマシンだと思います」
組み合わせ方の例は業務用痩身機器の種類とおすすめの選び方で紹介しています。
共通点4:研修とサポートを使い倒している
32%が研修・サポートに言及しました。特に、機器の操作より「メニューをどう作り、いくらで売るか」の相談が役立ったという声が目立ちます。
「初めてのマシン導入だったが手厚い研修に惹かれて決めた」
「ボディメニューは初めてだったが安心して導入できた」
「技術面だけではなくサロン経営のサポートをしていただけるのは本当にありがたいです」
導入前に確認すべきサポートの項目は業務用エステ機器のサポート体制チェックリストにまとめています。
共通点5:価格競争を避けられる機器を選んでいる
32%が「他店との差別化」に言及しました。近隣に同じメニューがないことが、価格ではなく内容で選ばれる理由になっています。
「エリア初導入で他店との差別化にも繋がると思い新機種を導入しました」
「ブランド力による宣伝効果はもちろん、まだ導入しているサロンがなかったので他店と差別化できると考えて導入を決めました」
客単価と売上は、実際どう動いたか
| テーマ | サロン様の発言(抜粋) |
|---|---|
| 客単価 | 「顧客単価が平均2万円以上に」「オプション併用で1万円以上アップ」「EXはハイパーナイフより5千円以上の単価アップが見込める」 |
| 売上 | 「導入後1カ月で1.5倍」「月売上がオープン時の3倍」「前年同月より200万円アップ」「導入して、まだ半年ほどですが売上が非常によく伸びました」 |
| リピート | 「新規のリピート率は8割ほど」「お客様が結果を実感してるからこそ継続して通っていただけるようです」 |
※いずれも取材時点のご本人の発言です。数値は自己申告であり、第三者による監査を受けたものではありません。
これから導入するサロンが準備すること
- 看板メニューを決める:誰の、どんな悩みを、何分で解決するかを先に決めます。
- 体験してから選ぶ:施術時間と体感は、実機で確認します。
- コース設計と価格を用意する:導入初日から販売できる状態にしておきます。
- 記録の仕組みを整える:来店履歴とお客様の声を残し、リピート施策に使います(カルテの考え方)。
- 数字を毎月見る:新規の再来率、客単価、稼働率を追います(KPIの考え方)。
まとめ
38サロンの取材から見えたのは、機器そのものより「メニュー設計と続けてもらう仕組み」が成果を分けているということでした。短時間で体感が出るメニューを看板にし、コースで継続来店を設計し、既存メニューと組み合わせ、研修を使い倒す。この4つが噛み合ったサロンで、客単価とリピートが伸びていました。
各サロンの詳しい取材内容は導入サロン事例一覧(38件)、テーマ別の集計は成果まとめをご覧ください。
業態別(痩身サロン22件/エステサロン11件ほか)の一覧は業態別の導入事例でご覧いただけます。
ハイパーナイフの導入費用・中古品のリスク・研修はハイパーナイフの導入ガイドにまとめています。