雨が降れば、外出が減り、真っすぐ帰宅してしまう人が増えるので、一見客の数が減ってしまいます。
また、強い雨の日は予約のキャンセルも続出してしまい、手の空くスタッフも出てきてしまいます。
店舗ビジネスであるエステサロンにとっては、雨の日の売上をいかに確保するかは重要なテーマです。以下、6つの集客方法をあげていきます。
1.雨の日割引
雨が降ったら割引をするというのは、よく見かける手法です。
ありきたりですが、手軽に導入できるのでやっているお店も多いのではないでしょうか。
これを成功させるには、「雨が降ったら、あそこに行こう」と思いだしてもらうことが必要です。そのためには、どんなに少量であっても雨が降ったら絶対に割引をしなければいけません。
お客さんは、他人から卑しいとか、ケチくさい思われたくないので、自分から割引して欲しいとは言いだしません。
しかし、内心では、「雨の日は割引って言ってたじゃないか。騙された。もう来ない。」と毒づいています。これでは、せっかく逆効果です。
雨の日割引をやるからには、それを徹底することが重要です。
2.アクセスを改善する
さすがに「駐車場の完備」というのは、いまさらどうしようもないのですが、お客さんが来れない理由を消すという意味で、少しでも雨の日の交通アクセスを改善するべきでしょう。
例えば、タクシーの領収書や割引をするとか、最寄り駅まで送迎をするとか、近所の駐車場と提携して駐車料金を無料にするといった方法があります。
これからお店を構える方は、雨の日のアクセスという視点を入れて立地を選ぶといいかもしれません。
3.雨の日だけのメニューを出す
痩身サロンでは、雨が降った日にだけ、フェイシャルメニューを提供しています。
ダイエット専門に打ち出しているサロン様なので、フェイシャルメニューはコンセプトとして合っていません。
しかし、雨の日は客数が少ないため「時間も余っているし!」という理由でフェイシャルメニューを提供するようにしたとのことです。
そして、それが結構気持ちいいんです。
雨が降ったらあそこのサロンに行こう!という「雨の日の常連客」が少しずつ増えたようです。このように、「雨の日にしか出さないメニュー」を作ることで新しい顧客作りにつながります。
4.雨の日の心遣いをする
例えば、手持ちの荷物が濡れないよう防水カバーをかける。傘を入れるビニールを用意する、出入り口に足ふきマットを用意する。
こうした心遣いは、すぐに売上や客足に影響するものではありません。
しかし、そのちょっとした感動がお店の印象となり、後の口コミに影響を与えます。無料でできることも多いので、あなたのお店で何ができるか、考えてみるといいでしょう。
5.顧客を育てる
足元の悪い中、わざわざ雨の日に来店してくれるお客さんは、あなたのお店のファンであり、最高のお客さんです。
そこで、雨の日は、新規の集客の力を入れるよりも、そのお客様にお礼をする日と設定します。客数が少なければ、普段できないサービスを付け加えたり、ゆっくり雑談をするのも良いでしょう。
6.常連客に直接連絡する
雨が降ったら、メールやラインでお客さんに連絡して、お店に来てくれと誘うということです。言うなれば、営業メールと同じです。
例えば、大雨の日に、次のようなメールを送るのです。
「雨で客足が少ないので、ベッドが空きそうです。手の空くスタッフもいるので、安くしています。暇があったら、ぜひ来てください。」
こんなメッセージを送るだけで、必ず何人かが来店してくれて、売上を作ることができています。
この手法は、個人的な繋がりを利用してもいいし、もっとシステマチックにメルマガを発行して行うこともできます。
こうした工夫は、雨の日だけではありません。
雪の日。風が強い日。台風の前日。台風の翌日。気温が高い日・気温が低い日。
【関連記事】都心のエステサロンは雪の日は集客できない?
天気が変われば、お客さんの行動は変わります。それを見越し、サービスや売り方を変えることで、売上を担保することができます。
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