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個人経営のマツエクサロンは儲かるのか?【平均売上や年収についても解説】

個人でマツエクサロンを経営すると聞いて、「本当に儲かるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。本記事では、個人経営のマツエクサロンがどれくらい儲かるのか、具体的なデータを交えて解説します。また、平均売上や年収、さらには経営のメリットとデメリットについても詳しく見ていきます。

 

個人経営のマツエクサロンの平均売上

平均売上の算出方法

個人経営のマツエクサロンの平均売上は以下のように算出できます。

顧客単価:約5,000円

1日の集客人数:約8人

1か月の平均営業日数:20日

このデータを元に、1か月の平均売上を計算すると以下のようになります。

項目 数値
顧客単価 5,000円
1日の集客人数 8人
1か月の営業日数 20日
1か月の平均売上 約80万円

規模拡大時の売上

中大規模の店舗になると、一日の集客人数が増えるため、売上は100~150万円に達することもあります。規模拡大を見据えている方は、この点も頭に入れておくと良いでしょう。

 

マツエクサロンの個人オーナーの年収

営業利益の算出

売上から諸経費を引いた金額が営業利益となります。以下は一般的な諸経費の例です。

項目 金額
家賃 約10万円
通信費 約1万円
水道光熱費 約5万円
宣伝広告費 約20万円
消耗品費 約8万円
合計 約44万円

1か月の売上約80万円から諸経費約44万円を引くと、約36万円の営業利益が得られます。これを年収に換算すると約432万円となります。

物販やSNSの活用での年収UP

サロン専売化粧品の物販やSNS、YouTubeなどを活用すれば、年収550万円以上、さらには1000万円以上も夢ではありません。利益率は約40%と非常に高く、工夫次第でさらに収益率を上げることも可能です。

 

マツエクサロンの廃業率と市場規模

市場規模の拡大

マツエクサロンの市場規模は年々拡大しています。2024年現在、ホットペッパービューティーに登録されている店舗だけで約22,000件、未登録の店舗を含めると全国で約3万件と推定されています。市場規模は概算で1,179億円で、2023年比では+28.9%と急成長しています。

高い廃業率

一方で、廃業率も高いです。1年目は60%、3年以内は90%、10年以内は95%とされています。これはブランド力や集客能力の不足が原因です。経営知識や集客対策が非常に重要です。

 

マツエクサロンを個人で経営するメリット/デメリット

メリット

個人でマツエクサロンを経営する際の主なメリットは以下の通りです。

1. 自由な働き方を実現できる

2. 利益が全て自分のものになる

3. 低リスクで事業を始めることができる

デメリット

一方、デメリットも存在します。

1. 全部の業務を自分一人で行う必要がある

2. 大幅な年収UPは見込めない

3. 閉店リスクが高い

4. 補償が少ない

5. 相談できる環境が少ない

これらの点を踏まえた上で、個人経営を選ぶかどうかを検討することが重要です。

 

マツエクサロンの個人経営で知っておくべきポイント

美容師免許の必要性

個人経営を行う際は、国家資格の美容師免許が必要です。無資格での施術は法律違反となり、廃業リスクも高まりますので注意が必要です。

収入を上げるための工夫

収入を上げるためには、顧客単価を上げることが重要です。単価を上げることで失客リスクはありますが、物販やSNSを活用することでリスクを軽減できます。

宣伝広告費の重要性

宣伝広告費を削減しすぎると、集客に苦労することになります。無料のSNSも有効ですが、効果が出るまでには時間がかかるため、適切な予算を割り当てることが重要です。

 

まとめ

個人経営のマツエクサロンは、適切な経営戦略と努力次第で非常に儲かるビジネスです。平均売上や年収は十分に魅力的であり、物販やSNSの活用でさらに収益を上げることも可能です。しかし、高い廃業率や経営の難しさもあるため、しっかりとした経営知識と計画が必要です。自分のスキルとリソースを最大限に活用し、成功を目指しましょう。

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