ウルリスは「新ウォーターパック美容」をコンセプトにしたシャンプーシリーズで、青・黄・ピンク・紫の4種類を展開。どの色も髪と頭皮に水分をしっかり与え、美容成分を豊富に含む点が特徴です。しかし、それぞれのシャンプーは髪質や悩みに応じて配合成分や効果に差があるため、自分に合った1本を選ぶことが大切です。
以下では、成分内容・洗浄力・泡立ち・香り・仕上がりなどのポイントから、4種類のシャンプーの違いをわかりやすく比較します。
1. ウルリスシャンプー全4色の基本スペック比較
| 商品名 | 価格(税込) | 容量 | 洗浄成分 | 洗浄力 | 使用感 | 仕上がり | 香り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 青(モイスト) | 1,540円 | 340mL | ベタイン系・オレフィン系 | 4.3 | 3.4 | サラサラ | スウィートサボン |
| 黄(リペア) | 1,540円 | 340mL | アミノ酸系・オレフィン系 | 3.7 | 3.6 | しっとり・まとまる | フローラサボン |
| 紫(シャイニー) | 1,540円 | 340mL | アミノ酸系・オレフィン系 | 4.0 | 3.5 | うるおい・艶やか | メルティフルール |
| ピンク(コントロール) | 1,540円 | 340mL | オレフィン系・ベタイン系・アミノ酸系 | 4.5 | 3.3 | さっぱり | シャボンブーケ |
2. 成分と洗浄力の違い
4種類の中で特に注目したいのが洗浄成分の違いです。
アミノ酸系洗浄成分が主軸の黄「リペア」
黄のリペアは低刺激で優しいアミノ酸系洗浄成分を主に使用し、肌や髪への負担を抑えた設計。乾燥やダメージでパサつきやすい髪、ヘアカラーやパーマで傷んだ髪に最適です。
オレフィン系が配合される青・紫・ピンク
青(モイスト)、紫(シャイニー)、ピンク(コントロール)は洗浄力の強いオレフィン系成分を配合。皮脂や汚れをしっかり落とし、洗いあがりはすっきり感が強めです。ただし強めの洗浄成分は乾燥しやすい方や敏感肌の方には刺激になる可能性があります。
洗浄力の評価
- ピンク(コントロール)=4.5(最も洗浄力が強い)
- 青(モイスト)=4.3
- 紫(シャイニー)=4.0
- 黄(リペア)=3.7(最もマイルド)
髪と頭皮の状態や好みによって強めの洗浄力を求めるか、マイルドさを優先するか選びましょう。
3. 泡立ちと洗浄時の使用感
どのシャンプーも泡立ちは非常に良く、髪をやさしく洗いやすいという共通点があります。泡の密度が高く、摩擦を抑えるため髪のキシみや絡まりも少なめです。
ただし、すすぎ時のきしみについては差があります。
すすぎのきしみが少ないのは黄「リペア」
黄「リペア」は洗浄成分がマイルドな分、すすぎ時のきしみ感が少なく、髪が傷んでいる方もストレスなく使いやすいです。
青・紫・ピンクはややきしみを感じる場合も
青・紫・ピンクは洗浄力がやや強めのため、ブリーチや縮毛矯正のような強いダメージがある髪だときしみを感じやすいという口コミが見られます。
4. 香りの特徴と持続性
シャンプー選びで香りを重要視する方も多いため、各商品の香りの特色についてまとめます。
| 色 | 香りの特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 青(モイスト) | 爽やかで甘さのあるフルーティ香 | 女性的で甘めの香りが好きな人向け |
| 黄(リペア) | フルーティーな酸味と甘さのバランス良い香り | 自然でみずみずしい香りが好きな人向け |
| 紫(シャイニー) | 甘い外国グミやキャンディのような香り | ポップで甘い香りが好きな人向け |
| ピンク(コントロール) | 優しいフローラル系の爽やかな香り | 強すぎない繊細な香りが好きな人向け |
どれも香りは強めで持続性があり、シャンプー後の髪にしっかり香りが残ります。香りの持続を重視する方は、同じラインのトリートメントやヘアケア製品とセット使いがおすすめです。
5. 仕上がりの違いと髪質別の使い分け
仕上がりの肌触りやまとまり感の違いは選ぶポイントのひとつです。
黄(リペア)—しっとりまとまる髪へ
黄「リペア」は適度な潤いを保ちつつ髪のまとまりと艶を与え、カラーの色持ちも良好。くせ毛や広がり、ダメージ毛に適しています。
紫(シャイニー)—艶と潤いUP
紫はしっとり感がやや強めで、ツヤのある潤った髪に仕上がります。乾燥してパサつきが気になる方に向いています。
青(モイスト)—まとまりつつサラサラ感
青はサラサラとした軽い仕上がりで、ベタつきが気になる方やふんわりした質感が好きな方に適しています。
ピンク(コントロール)—さっぱり軽やか、ボリュームUPも
ピンクはふんわりとしたボリューム感を出しやすい反面、髪がややごわつきやすい場合があります。細くてペタンとしやすい猫っ毛におすすめです。
6. まとめ:美容師が選ぶウルリス最推しは黄色「リペア」
4種類のウルリスシャンプーを総合的に比較した結果、最もバランスが良く、乾燥やダメージに悩む方に特におすすめできるのが黄色の「リペア」シャンプーです。
低刺激なアミノ酸系洗浄成分メインで、髪のまとまりや艶を促進。香りもみずみずしく万人受けしやすいのがポイントです。初めてウルリスを試す方はリペアから始めるのが失敗の少ない選び方と言えます。
ただし、髪質や頭皮の状態によっては他の3色も選択肢として検討してください。たとえば、ベタつきやすい脂性肌には青(モイスト)、パサつきとツヤ不足には紫(シャイニー)、ややボリュームが欲しい細い髪にはピンク(コントロール)が向いています。
7. ウルリスシャンプー選びのポイントまとめ
- 乾燥・ダメージケア重視:黄色リペアがおすすめ
- オイリー肌やサラサラ仕上げを希望:青モイストを選ぶとすっきり感UP
- パサつきやツヤ不足が気になる:紫シャイニーでしっとりキラツヤ髪に
- 細くてペタっとしやすい髪、ボリュームUPしたい:ピンクコントロールでふんわり感を演出
- 香りの好みも選択の大きなポイント:甘いフルーツ系や爽やかなフローラル系など、自分が心地よい香りを選ぶ
8. 賢いシャンプーの使い方のコツ
せっかく良いシャンプーを選んでも、使い方が間違っていると効果が半減します。以下の点に気をつけましょう。
- 適量の使用:多すぎると汚れや油分を取り過ぎて乾燥に繋がるため適量を守る
- しっかりと泡立ててから使用:泡で髪を包んで洗うことで摩擦を軽減
- 優しく洗う:頭皮と髪を指の腹を使いソフトに洗うことで刺激を減らす
- すすぎは十分に:シャンプー成分が残らないよう丁寧にすすぐ
- 同シリーズのトリートメントと併用:香りの統一とケア効果の相乗効果が期待できる
9. 自分の髪質や頭皮環境に合ったシャンプーを選ぶ重要性
ヘアケア製品は万人に完璧なものは存在しません。自分の髪と頭皮の状態を正しく理解することが第一歩です。以下の視点で見直してみましょう。
- 乾燥しやすいかどうか
- 頭皮の脂っぽさ
- 髪の太さやクセの有無
- カラーやパーマなどのダメージ状況
- 香りの好み
これらを踏まえ、ウルリスなら黄色リペアが万能型で特におすすめですが、用途に合わせて青・紫・ピンクも検討しましょう。
10. まとめ
ウルリスの4色シャンプーは、それぞれが異なる髪悩みや好みに対応する充実したラインナップ。成分の違いによる洗浄力や使用感、香り、仕上がりに明確な特徴があり、選び方の基準がわかると購入での失敗を防げます。
美容師の目線でもっとも評価が高いのは黄色の「リペア」で、乾燥やダメージをケアし、まとまりの良いしっとり髪に導くためおすすめできるシャンプーです。
まずはこの「リペア」を使ってみて、もし洗浄力や使用感で物足りなさを感じたら他の3種類も試してみるのが良いでしょう。香りの好みも選択の重要なポイントなので、自分に合った香りを見つけてヘアケアを楽しんでください。
ウルリスは価格も手頃でドラッグストアや通販で入手しやすいので、手軽に試しやすいのも魅力の1つです。ぜひ今回の比較を参考に、あなただけの理想のシャンプーを見つけてみてください。
