美容師が選ぶ!エイトザタラソシャンプー全3種の特徴とおすすめランキング
エイトザタラソは市販シャンプーの中でも人気のブランドで、3種類のラインナップ「モイスト」「スムース」「ユー」が展開されています。それぞれ、髪質や悩みに合わせた特徴があり、どれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際に美容師も使用して感じた各商品の成分構成や使用感、仕上がりの違いを徹底比較し、目的別におすすめの使い分けをご紹介します。初めての方でも失敗しないシャンプー選びに役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。
エイトザタラソシャンプー全3種類の基本情報比較
まずは3商品の基本情報をチェックしましょう。価格はすべて税込で、容量は約400〜475mL前後のサイズ。どれもドラッグストアやオンラインで購入しやすく手頃な価格帯です。
商品名 | 価格 | 容量 | 主な洗浄成分 | 仕上がり | 香り | おすすめ髪質・タイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
モイスト | 1,540円 | 475mL | アミノ酸系(ココイルメチルタウリンNa等) | しっとりまとまり | アクアホワイトフローラル | 硬くて太い髪、くせ毛、乾燥毛 |
スムース | 1,650円 | 400mL | ベタイン系+オレフィン系スルホン酸Na | さっぱり軽やか | フルーティフローラル | ベタつきやすい髪、髪の広がり、ボリューム不足 |
ユー | 1,540円 | 475mL | ベタイン系+アミノ酸系+オレフィン系 | さっぱり軽やかボリューム感あり | ムスキーサボン | 脂性肌、スタイリング剤を多用する方、メンズ向け |
成分で見る3種の特徴と注意点
モイスト:優しいアミノ酸系洗浄成分主体
モイストは、主に「ココイルメチルタウリンNa」などのアミノ酸系洗浄成分で構成され、適度な洗浄力と泡立ちの良さ、低刺激を両立しています。また、クリスマムマリチマムカルス培養液などの保湿成分やヘアコンディショニング成分「ジステアリルジモニウムクロリド」も配合。
ただし、ジステアリルジモニウムクロリドは肌に刺激となる可能性があるため、敏感肌の方は注意が必要です。成分バランスは、乾燥しがちな髪や頭皮の保湿と髪のまとまりをサポートし、くせ毛や硬毛の方にも適しています。
スムース:洗浄力がやや強めのオレフィン系配合
スムースは、ベタイン系と「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」という洗浄力の高い成分を使用しており、汚れや皮脂をしっかり落とすのが特徴です。
これによりさっぱりした使用感で髪が軽くなる反面、洗浄力が強いため乾燥や刺激を感じやすい場合があります。頭皮や髪がべたつきやすく、日々スタイリング剤を使う方に向いています。
ユー:CBDや保湿成分配合、さっぱり系のユニセックスシャンプー
ユーは「カンナビジオール(CBD)」をはじめ、保湿や毛髪保護の成分を多く含む一方、洗浄力はスムース同様に高めでさっぱりとした洗い上がりです。
軽い質感でボリュームを出しやすく、男性や脂性肌の方にもおすすめできるユニセックスライン。香りもメンズ寄りのムスキーサボンで、控えめに香るのが特徴です。
泡立ち・使用感の比較
3種とも泡立ちの良さは高評価で、クリームのようにきめ細かい泡が髪と頭皮を優しく包み込みます。摩擦によるダメージを軽減し、爽快な洗い心地が得られるため、男性・女性問わず幅広い年代に好評です。
ただし洗浄成分の違いから、スムースとユーはややさっぱりした洗い心地で洗浄力が強い反面、モイストはよりマイルドでしっとり感があります。髪質や好みに合わせて選びやすい点が魅力です。
香りの特徴と持続性
商品名 | 香りのタイプ | 香りの特徴 | 香りの持続性 |
---|---|---|---|
モイスト | アクアホワイトフローラル | 爽やかで透明感があり、洗っている間も心地良い | 洗い上がりにほんのり残る |
スムース | フルーティフローラル | フローラルに甘さが加わり女性らしい香り | ほんのり髪に残る |
ユー | ムスキーサボン | 爽やかで少しメンズ香水のような香り | 控えめに残る |
どの香りも比較的強めで、1日中髪に香りを残したい方にはトリートメントやヘアケア製品も同シリーズで揃えるのがおすすめです。
仕上がりの違いとおすすめの髪質
モイスト:しっとり艶やかでまとまりやすい
モイストは潤いを与えつつ、髪を滑らかに整えるため、硬く太い髪やくせ毛、乾燥毛でパサつきが気になる方に最適です。ヘアカラーの色落ちが遅く、染まりが長持ちするのも嬉しいポイント。しっとりとまとまる質感が好評です。
スムース:軽やかでさっぱりした仕上がり
スムースは髪を軽くし、根元のべたつきを抑えてフワッと仕上げたい人におすすめです。特に、頭皮や髪がべたつきやすい方、重たさを感じる方にぴったり。ただし毛先が若干パサつくこともあり、ダメージ毛の方は保湿ケアが必要です。
ユー:軽やかで根元からボリュームアップ
ユーはさっぱりした使用感でありながら、根元からふんわりとボリュームがでる仕上がりが特徴。脂性肌や男性、スタイリング剤を多用する方向けです。ただし、髪がごわつくケースもあるため、仕上がりの好みや髪質によってはトリートメントを併用すると良いでしょう。
美容師が選ぶ!おすすめランキング
評価基準は以下の5項目を総合して決定しました。
1. 洗浄力(汚れ落ちと刺激のバランス)
2. 泡立ち(泡の質や持続力)
3. 洗い心地(摩擦やきしみがないか)
4. 仕上がり(髪のまとまり、潤い感)
5. 成分評価(保湿成分や刺激性の有無)
順位 | 商品名 | 総合評価ポイント | おすすめポイント |
---|---|---|---|
1位 | モイスト | 高評価(特に成分・仕上がり) | バランスの良い洗浄力と保湿力で、硬毛や乾燥毛に最適。カラーの色持ちも◎ |
2位 | スムース | 中評価(洗浄力高いがやや乾燥しやすい) | べたつきが気になる方、軽やかさを求める方におすすめ |
3位 | ユー | 中評価(使用感にやや個人差あり) | 男性や脂性肌の方、ふんわりボリュームを出したい方に向くユニセックス商品 |
まとめ:どれを選ぶべき?髪質・用途別のポイント
エイトザタラソシャンプー3種はそれぞれ異なる特長を持つため、目的に適した商品を選ぶことで満足度が大きくアップします。
- まず迷ったら「モイスト」がおすすめ。しっとりまとまり良く、髪質問わず使いやすい万能タイプです。
- 頭皮や髪のベタつきが気になる方、軽い洗い上がりを求めるなら「スムース」が適しています。ただし乾燥しやすい点に注意。
- メンズや脂性肌の方で、さっぱりしつつもボリュームを出したい方には「ユー」がおすすめです。
いずれもドラッグストアや通販で購入しやすく、トライアルサイズを用意している場合もあります。はじめて使う方はまず少量から試し、自分の髪質と使用感に合うかを確認してみてください。
快適なヘアケアの第一歩は、自分に合ったシャンプー選び。エイトザタラソの3種を上手に使い分けて、日々の髪と頭皮の健康を保ちましょう。