1回はリピートしてくれたけど、離脱あるいは超短期で通ってサヨナラ。というお客様がいます。
「2〜3回だけ通ったら状態が改善したのでもう満足」ある程度は仕方ないです。エステティック業界であれば、当然そういったニーズ(超短期間での結果出し)に対処するケースも出てきます。
しかし「初回はリピートしたけど、その後の対応によって離脱してしまった」ケースに関しては、こちら側の責任です。
2回目3回目のお客様
初回で来たお客様はもちろん「新規のお客様」なのですが・・・・・・では、2回目3回目に来店されたお客様の精神状態は、もう「既存のお客様」なのでしょうか?
「初回じゃない」とはいっても、2回目3回目の来店ならお客様はまだまだ不安でいっぱいです。あなたのことだって完全に信頼しているとは言い難いでしょう。
「お!リピートしてくれたな!」
なんて思って、2回目以降から既存顧客と同じような施術時間、カウンセリング、接客をしていけば、当然そのお客様は、
「あれ?最初はすごく丁寧にしてくれたのに、なんだか今日は雑じゃない??」
と、一気にあなたへの信頼感を失ってしまいます。
どんな対応をすればいい?
では、2回目3回目のお客様への対応はどうすればいいのでしょうか?
2回〜5回目前後のお客様には、できるだけ「コミュニケーションの時間を多く取る」ことを心がけてください。
あなたのエステサロンでは初回のお客様へのコミュニケーションの時間にどれくらいの時間をかけているでしょうか?
例えば30分くらいコミュニケーションの時間をとっているとします。ここで2回目の施術からは10分程度のコミュニケーションで終えてしまうサロン様もあったりします。
ちょっと多めの時間枠を
もちろん施術に関係ない時間は短い方が回転率が上がるので経営的には理想的でしょう。(それでしっかり効果が出て、満足してもらえるのであれば別にいいのですが・・・)
やはり、それにプラスしてしっかりとコミュニケーションを取れる時間も確保しておいた方が、後の離脱は少なくなります。
施術に30分の時間がかかるのであれば、2回目3回目くらいまでは施術時間とコミュニケーションや短いカウンセリングなどの時間も考慮して45分を確保して、初診ほどでないにしてもしっかりと時間をかけた対応をすべきです。