骨とシワ
テレビ番組で骨とシワに関する面白い事実が取り上げられました。
アメリカのエール大学の研究によると、骨密度が下がると頭の骨が小さくなり、皮膚が余るため、顔のシワやたるみが増えてしまうことが判明したそうです。
つまり、骨を強くすることがスキンケアにもつながるということです。
骨と女性ホルモン
骨は強度を保つために、女性ホルモンの働きによって常につくり替えられています。
しかし女性ホルモンが減少する50歳前後(特に女性は閉経後)、急激に骨密度が低下。50歳以上の女性の24%が骨粗鬆症になると推測されています。
女性ホルモンの低下は、骨密度の低下も招き、シワの増加を相乗的に早めてしまうのですね。
骨への衝撃が骨を作る
地球に帰還した宇宙飛行士は、直後の会見ではほとんど車椅子に乗っています。無重力の宇宙に長く滞在すると、骨が溶けて減ってしまうようです。
骨は古い骨細胞は捨てられてしまいます。それと同じ割合で新しい骨細胞が生まれることにより、いつもと変わらない骨の形状を保っています。肌のターンオーバーと同じですね。
この時、新しい骨を生み出すトリガーになっているのが歩行による衝撃です。
骨は衝撃を受けることで新しい骨が作られます。宇宙飛行士の骨が減ってしまうのは、衝撃による新しい骨細胞を生み出すトリガーがないためです。
骨を強くするエクササイズ
意図的に骨への衝撃を送ることで、骨密度の低下を防ぎ、結果としてシワの予防もできます。骨を強化するためのエクササイズも紹介されているので、以下に記載します。
- 両足のかかとを上げて爪先立ち
- 一気にストンとかかとを落とす
- 3秒に1回行う
ポイントは少し頭に衝撃がくるくらいの強さで行うこと。頭蓋骨に刺激を与えることで、骨細胞が活性化し、骨が強くなるのです。
1日合計60回程度行うと効果があるとのこと。日頃からジョギングやランニングを行なっている人は、頭蓋骨への衝撃も意識してみてください。
DMK(ケイ素サプリメント)
骨を強くするミネラルと言えば、誰しも思い浮かべるのがカルシウム。最新の研究では、ケイ素もカルシウム以上に骨を強くする可能性が高いことが示唆されてきました。
DMKで骨を強くし、同時にシワ予防をしていきましょう。