サロン経営において「平均顧客単価」を上げることは非常に重要になります。
総売上の公式は「総来店数×平均顧客単価×平均来店頻度」で計算されるので、平均の顧客単価が伸びればそのまま売上に影響を与えてくれます。
一番しやすい単価アップの方法は、メニュー料金の値上げですね。
しかし、一律してメニュー料金を上げるのって怖いですよね。
いわゆる「顧客離れ」は避けられません。今回は「値上げ」以外の方法で平均顧客単価を上げる方法を紹介します。
高額商品(メニュー)の導入
「高額商品(メニュー)」を導入することが平均顧客単価を伸ばすうえで有効な経営戦略になってきます。
ちょっとした値上げよりも効果的だったりします。
高額メニューは母数がものを言う
30〜50万するような高額なメニューになってしまうと、仮にメニュー単価が2〜3万円くらいでやっているサロンでも、簡単にポンポンと契約を取れるわけではなくなってきます。
ある程度顧客を選別し「これは!」と思う人に声をかけていくことで契約を取っていくわけですが・・・こうなってくると重要なのは「数」ですね。
声をかけられる人がいればいるほど、高額商品を購入してくれる人が見つけられる確率は高くなっていくわけです。
たとえ今は最安値のメニューだけで来店するお客様だとしても、抱えているお客様は多いに越したことはないのです。
高額メニューで平均顧客単価が伸びる
100人のお客様を抱えるサロンで、100万円の高額メニューが月に1件だけ毎月出ているような院があったとします。
通常の施術単価が1回3000円・月1回のリピートだとしても、平均の顧客単価は13000円になります。
これは一律1000円の値上げの10倍も効果的です。
高額メニューは同じ人が毎月購入してくれるワケありません。一年間、毎月100万円の高額メニューを1件売りたいなら、最低でも高額メニューを提案できるお客様を12人リストアップしておく必要があります。
だからこそ、日頃から高額メニューを提案できそうなお客様の「数」を増やしていく努力が必要になります。
物販売上
ハイパーノンFクリームは痩身メニューのホームケア用品としては勧めやすい痩身クリームです。
この「物販売上」も顧客単価を上げるための重要なファクターになりますので、ぜひ力を入れてください。