近年、健康志向の高まりとともにダイエットサプリメントの需要も急増しています。しかし、「本当に効果があるの？」「どれを選べばいいの？」と迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、科学的根拠に基づいた効果が期待できるダイエットサプリの選び方から、2025年最新の人気ランキングまで徹底解説します。
ダイエットサプリとは？本当に効果があるの？
まず確認しておきたいのは、「サプリにダイエット効果が認められた商品はありません」ということです。本記事における「ダイエットサプリ」とは、あくまでもダイエット時の栄養補給をサポートしてくれるサプリメントを指します。
ダイエットサプリは、体重減少や脂肪燃焼を直接引き起こすものではなく、あくまで健康的な食事と適度な運動を行うダイエットの「サポート役」として考えるべきものです。過度な期待は禁物ですが、科学的根拠に基づいた成分を含むサプリメントを選べば、ダイエットの効率を高める助けになる可能性があります。
ダイエットサプリの種類と効果
ダイエットサプリは主に以下の4つのタイプに分類できます：
脂肪燃焼・代謝促進系：体内の代謝を活性化させ、脂肪の燃焼を促進
糖質・脂質カット系：食事から摂取する糖質や脂質の吸収を抑制
食欲抑制系：満腹感を与え、食べ過ぎを防止
デトックス・整腸系：腸内環境を整え、老廃物の排出を促進
それぞれの種類によっておすすめの人が異なります。脂肪燃焼系は運動習慣がある方や、脂肪が気になる部位がある方に、代謝促進系は加齢によって痩せにくくなったと感じている方に、デトックス・整腸系は便秘気味の方や体の内側から綺麗になりたい方におすすめです。
ダイエットサプリの正しい選び方
1. 保健機能食品表示をチェック
保健機能食品表示があるダイエットサプリがおすすめです。保健機能食品とは、一般食品と医薬品の中間に位置し、国が定めた安全性や有効性に関する基準に従って食品の機能表示が認められた食品のことです。種類は「特定保健用食品（トクホ）」・「機能性表示食品」・「栄養機能食品」の3つがあります。
特定保健用食品（トクホ）
トクホとは生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品のこと。消費者庁長官の許可を得ることで、特定の保健機能について表示することを認められています。
機能性表示食品
機能性表示食品制度とは、国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度です。特定保健用食品(トクホ)と異なり、国が審査を行いませんので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。
栄養機能食品
栄養機能食品は、人の生命、健康の維持に必要な特定の栄養素の補給のために利用されることを目的とした食品。科学的根拠が充分にある栄養機能について表示することができ、栄養素の名称と機能、「日本人の食事摂取基準」に基づいた一日の摂取目安量（上限・下限量）や摂取上の注意事項も表示する義務があります。
保健機能食品でないダイエットサプリも多数販売されていますが、安全性や効果が保証されているわけではないので、おすすめしません。
2. 自分の体質や目的に合った成分を選ぶ
ダイエットサプリは、「有名企業の商品だから」「ネームバリューがあるから」といった理由で選んではいけません。また、「激やせ」「飲むだけでどんどん痩せる」「超強力」などを謳って宣伝しているものは、虚偽誇大広告である可能性が高いので注意が必要です。
つい食べ過ぎてしまう方であれば、カロリー・糖質カット系のダイエットサプリを選ぶのがよいでしょう。逆に、運動しない方が運動サポート系のダイエットサプリを飲んだとしても効果は出ません。また、便秘気味の方であれば、乳酸菌や食物繊維が豊富なダイエットサプリがおすすめです。
3. 続けやすさを重視する
ダイエットサプリは継続してこそ効果を発揮するもの。価格はもちろんのこと、飲みやすさ、携帯しやすさなどを考慮しながら、継続しやすいダイエットサプリを選ぶようにしましょう。
継続可能な価格、そして自分の目的に合った成分選びの観点が重要です。これらの基準を満たす製品を選ぶことで、自分に合った効果的なダイエットを実現できるでしょう。
4. 添加物や製造品質をチェック
GMPは適正製造規範を意味し、原料の受け入れから出荷までの全工程で適正な製造管理と品質管理を行うよう求められます。
GMP認証を受けた工場で製造されているサプリメントは、品質管理が徹底されているため安心して摂取できます。また、不必要な添加物（保存料、着色料、香料など）が含まれていないかどうかもチェックポイントです。
5. 形状と摂取タイミングを考慮
サプリメントは、2週間～1か月、長くて3か月を目安に継続すると、効果が期待できるといわれています。数か月続けても負担にならないよう、好みやライフスタイルに合わせた形状のダイエットサプリを選びましょう。ダイエットサプリの形状のタイプは、粒・液体・粉の主に3つ。外出先にも気軽に持ち運びたいなら粒（タブレット・カプセル）、料理や飲み物に混ぜて飲みたいなら粉、手軽さを求めるならドリンクなど、1日の生活に取り入れやすいダイエットサプリがおすすめですよ。
注目のダイエットサプリ成分
1. ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
近年の研究によって、ブラックジンジャーには、脂肪を消費しやすくなる成分や、腹部の脂肪や血中の中性脂肪を減らすのを助ける成分、中高年の歩行能力の維持に役立つ成分などが含まれていることがわかってきました。
ブラックジンジャーには、フラボン類であるポリメトキシフラボンという成分が含まれています。ポリメトキシフラボンは、フラボノイドと呼ばれるポリフェノールの仲間です。
ブラックジンジャーはタイ原産の多年草であり、フラボノイドのひとつである「ポリメトキシフラボン」という成分を含んでいます。脂肪の代謝を助け、消費しやすくする作用があるといわれています。ウエスト周りの脂肪（皮下脂肪）が気になる方におすすめの成分です。
本製品に含まれる機能性表示成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが24以上30未満と高めの方の腹部の内臓脂肪を減らす機能、さらには、日常活動においてもエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されており、気になる内臓脂肪の減少をサポートします。
メタボリックシンドロームに該当しないBMI 24-30kg/㎡の男女に対しての臨床試験では、ブラックジンジャー由来のポリメトキシフラボンを摂取しました。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを12週間摂取することで、内臓脂肪が4.3㎠、皮下脂肪9.5㎠減少しました。
2. エラグ酸
ポリフェノールのひとつであるエラグ酸は、ザクロやベリー類、ナッツ類などに多く含まれている成分です。エラグ酸は中性脂肪の分解を促す作用があり、脂肪の燃焼をサポートしてくれます。肥満気味な方や、中性脂肪・内臓脂肪・ウエスト周りが気になる方向けの成分です。
天然ポリフェノール「エラグ酸」を配合した機能性表示食品で、1日2粒を目安に飲むことで、ウエストや体重・脂肪の減少をサポートします。さまざまな研究過程において、健康機能が注目されるエラグ酸は、科学的根拠のある成分として、消費者庁への届け出も行われています。
ウエスト気になるは、機能性関与成分エラグ酸を1日あたり3mg配合した機能性表示食品です。肥満気味の方の体脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。
3. 葛の花由来イソフラボン
葛の花由来イソフラボンは肝臓が脂肪を蓄積する働きを抑制したり、高脂肪・高コレステロールの食事をした際の脂質の蓄えを抑制する効果が確認されています。
葛の花イソフラボンにお腹の脂肪燃焼を助ける効果があると聞いたので、この「葛の花 ラクダ」にトライすることにしました。今日、10日経ったところで友人達に報告。「ジーパンのファスナーがすっと上がり、きつく感じなくなった！」という報告です。
特徴的な成分である葛の花由来イソフラボンは、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪（内臓脂肪と皮下脂肪）やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。太ってきてから気になる体の部位として、常に上位にくるお腹周り。スッキリさせたい！という方にはピッタリですね。
2025年最新！本当に効くダイエットサプリおすすめランキング
以下、2025年の最新情報を基に、効果が期待できるダイエットサプリをランキング形式でご紹介します。これらは保健機能食品として認められ、科学的根拠が示されている製品です。
1位：ファンケル「大人のカロリミット」
ファンケルの「大人のカロリミット」は、食事をおいしく楽しみたい方、脂肪の代謝が気になり始めた方におすすめの機能性表示食品です。食事の糖や脂肪、脂肪の代謝にアプローチする4つの機能を持っています。
大人のカロリミットには食事の糖や脂肪の吸収を抑えるサポート成分（桑の葉イミノシュガー・茶花サポニン・キトサン)に加え、脂肪の代謝を助け消費しやすくし、腹部の脂肪を減らす機能が報告されている脂肪消費成分（ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン）が配合されています。
おすすめポイント
複数の機能性関与成分を配合（桑の葉イミノシュガー・キトサン・茶花サポニン・ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン）
食事の糖や脂肪の吸収を抑え、さらに脂肪の代謝も促進
年齢とともに代謝が落ちてきた方に特におすすめ
食べることを我慢せず、食事を楽しみながらダイエットしたい方に
2位：DHC「ウエスト気になる」
1.エラグ酸サプリメント部門で売上NO.1 富士経済「H・Bフーズマーケティング便覧2023 NO.3機能性表示別市場分析編」成分別エラグ酸サプリメント＜企業ランキング＞2021年の実績において、売上NO.1の実績を獲得しています。
エラグ酸が配合されたDHCの「ウエスト気になる」は、摂取目安量が1日2粒で続けやすいのが特徴です。苦手意識があっても、小さなタブレットを1日2粒なら無理なく続けられます。2粒の中にエラグ酸が3mg配合されています。
おすすめポイント
エラグ酸サプリメント部門で売上No.1
機能性表示食品で消費者庁へ届出済み
1日わずか2粒で良いため継続しやすい
ウエスト周りや体重、体脂肪、中性脂肪など、気になる部分をまとめて減少サポート
初回限定50%OFFで購入可能
3位：ハーブ健康本舗「シボヘール」
特徴的な成分である葛の花由来イソフラボンは、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪（内臓脂肪と皮下脂肪）やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。太ってきてから気になる体の部位として、常に上位にくるお腹周り。スッキリさせたい！という方にはピッタリですね。
おすすめポイント
葛の花由来イソフラボンを配合した機能性表示食品
お腹の脂肪（内臓脂肪と皮下脂肪）に特化
BMIが高めの方に特におすすめ
国内GMP認定工場で製造
4位：小林製薬「ナイシヘルプ」
本製品に含まれる機能性表示成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが24以上30未満と高めの方の腹部の内臓脂肪を減らす機能、さらには、日常活動においてもエネルギー代謝において脂肪を消費しやくする機能があることが報告されており、気になる内臓脂肪の減少をサポートします。
おすすめポイント
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを配合
内臓脂肪への働きかけに特化
BMIが高めの方（24以上30未満）におすすめ
医薬品を使用することに抵抗がある方に適した機能性表示食品
5位：富士フイルム「メタバリアEXプレミアム」
主要成分であるサラシア由来のサラシノールが、糖質の吸収を抑制し、食後の血糖値の上昇を緩やかにします。また、ブラックジンジャー由来のポリメトキシフラボンが脂肪の代謝をサポートし、体脂肪を減少をサポートします。食事の前に摂取することで、ダイエットをサポートし、健康的な体型維持を助けます。
おすすめポイント
サラシノールと脂肪代謝をサポートするブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンをW配合
腸内環境の改善も期待できる
長期継続による効果が臨床試験で証明されている
食前に飲むだけの手軽さ
6位：DMJえがお生活「ブラックジンジャー代謝粒」
エネルギー代謝が気になる方、お腹の脂肪対策に：ブラックジンジャー由来リメトキシフラボンには、日常生活のエネルギー代謝をサポートすることでお腹の脂肪を減らす機能が報告されています。代謝が気になる方や余分な脂肪が気になる方にオススメです。
おすすめポイント
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを配合
保存料、着色料、香料などの添加物不使用
1日1粒で手軽に続けられる
タイ政府厚生省によってプロダクトチャンピオンにも選ばれた素材を使用
7位：山田養蜂場「脂肪と血糖値のためのサプリ」
山田養蜂場の脂肪と血糖値のためのサプリには、茶カテキン（ガレート型カテキン）と桑の葉由来イミノシュガーが配合されています。
おすすめポイント
茶カテキンと桑の葉由来イミノシュガーをダブル配合
食後の血糖値上昇を抑える働きも
体重減少をサポートする機能が報告されている
品質管理が徹底された国内製造
ダイエットサプリの効果的な飲み方
1. 適切なタイミングで摂取する
多くのダイエットサプリは食事の前に飲むことが推奨されています。食事前などに飲むことで、成分が効果的に働き、脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。
特に糖質・脂質カット系のサプリメントは、食事の15〜30分前に摂取することで最大の効果を発揮します。一方、脂肪燃焼系のサプリメントは運動前に摂取すると、運動時の脂肪燃焼効果を高める可能性があります。
2. 継続して摂取する
効果の現れ方には個人差がありますが、多くのサプリメントは3ヶ月程度の継続使用で変化を実感することが多いと言われています。
ダイエットサプリは医薬品ではないため、即効性はありません。最低でも1ヶ月、理想的には3ヶ月程度は継続して摂取することをおすすめします。
3. 健康的な食事と運動も併用する
サプリメントの効果を最大限に引き出すためには、運動との併用が推奨されます。特に脂肪燃焼系のサプリメントは運動と併用することで、脂肪燃焼効果が高まります。
サプリに関しては口コミでよく、『効果があった・なかった』の議論がされます。ただこれも、サプリを飲んだ際の体調であったり、食事との組みあわせ、その人の体格差や既往歴などの関係があるうえです。本当に効くかどうかも、その人の日々の食生活にもよります。普段からサプリの効果以上に食べ過ぎていたり、運動不足を起こしていては、どれだけサプリを飲んだとしても効き目は薄いでしょう。
4. 過剰摂取に注意する
一部のサプリメントは副作用が報告されています。例えば、カフェインを含むサプリは、不眠や心拍数の増加を引き起こす可能性があります。使用前に成分を確認し、適量を守ることが大切です。
製品に記載されている推奨摂取量を守り、複数のサプリメントを同時に摂取する場合は成分の重複に注意しましょう。また、薬を服用している方は、医師や薬剤師に相談してから摂取することをおすすめします。
まとめ：本当に効くダイエットサプリの選び方
「本当に効くダイエットサプリ」を選ぶために最も重要なのは、科学的根拠に基づいた機能性表示食品や特定保健用食品を選ぶことです。また、自分の体質や生活習慣に合った成分を含むサプリメントを選び、継続して摂取することが大切です。
大切なことなのでくり返しますが、サプリよりもまずは食事の改善と運動の推進に重きを置きましょう。
ダイエットサプリはあくまでもサポート役であり、健康的な食事と適度な運動を組み合わせることでこそ、効果を発揮します。無理なくダイエットを続けられるよう、自分に合ったダイエットサプリを見つけて、健康的な体づくりを目指しましょう。
