エステ業界を生き抜く秘訣：ワム社長に聞く経営哲学

エステ業界は常に変化し続ける厳しい市場であり、競争が激しい中で成功を収めるためには独自の哲学と戦略が必要です。株式会社ワムは1989年の創業以来、美容業界で35年にわたり活躍し続けている業務用エステ機器メーカーです。本記事では、ワム社長が持つ経営哲学と、その成功の秘訣について詳しくご紹介します。

ワムの歴史と成長

ワムは1989年に設立され、美容業界で35年にわたり活躍してきました。主力商品である「ハイパーナイフ」は、従来の「痩身の施術は痛い」という常識を覆し、「温かくて気持ちが良い+効果のある」痩身美容機器として開発されました。これにより、多くのサロンに導入され、お客様に快適な体験と結果を提供しています。

ワムの成功の要因の一つは、グループ会社でのエステサロン事業と介護事業の経験です。直営サロン「サロン・ド・ヴィー」を都内・近郊に16店舗運営し、現場で日々お客様の美と向き合うプロのエステティシャンたちが、ワムの機器を実際に使用しています。ユーザーの意見やアドバイスに基づき、機器の選定や改良を行うことで、効果と使いやすさを最小限に抑えた商品を提供しています。

顧客との信頼関係を築く

ワムの営業担当は、サロン・ド・ヴィーナスでの成功事例や施術ノウハウを惜しみなく共有し、お客様サロンの売上アップのご提案まで行います。単なる機器の販売だけでなく、導入後も継続して寄り添い、サロン経営を支援させていただくことで、お客様との強い信頼関係を築くことができます。

また、ワムでは「サイバーエステ」の普及にも力を入れています。「サイバーエステ」とは、ワム独自のれん分けビジネス型のエステサロンで、フランチャイズに近い形で弊社が開業支援を行うサービスです。導入マシンはハイパーシリーズ4機種（ハイパーナイフ・ハイパーウェーブ・ハイパーシェイプ・ハイパーラドンマット）で、弊社以外の商品も追加で導入いただけます。開業いただく際には、長年培ってきた経営ノウハウを10日間かけてしっかり研修させていただきます。

新卒採用と社員教育

ワムでは毎年新卒採用を行っており、「未来のワムを支える人材」を獲得するために尽力しています。新卒採用を始めて今年で19年目となり、社員の大半が新卒出身者で会社の根幹を担っています。営業と兼任をして採用を行っており、自分達の仲間を自分達で探すことを大事な仕事の一つとしています。

お客様へのフォロー体制も充実しており、導入研修では「座学」＋「テクノロジー」の2軸で早い段階で現場デビューできるようサポートしています。フォロー研修は毎月、弊社（渋谷）とオンラインの2つで、レベル別・テーマ別に行っています。また、担当営業との直接またはオンラインでのお打ち合わせ、ハイパーナイフ正規認定証の発行、スポットでのセミナーや勉強会開催など、様々な形でお客様をサポートしています。

介護事業への展開

美容業界だけでなく、ワムは介護事業にも進出しています。代表の横田のご家族に介護が必要になったことがきっかけで、関東圏では初の「歩行特化型」のリハビリテーション施設を開設しました。「100歳の笑顔を増やす」という理念のもと、若い社員が中心となり、3店舗を運営するまでに成長しました。

人間力の重要性

35年間の長い歴史の中で生き残ってこられたのは、ワムが大切にしている「人間力」によるものです。感謝や気配り、誠実さや素直さ、創造力といった部分を成長させることを重視し、社員教育に力を入れています。弊社の社員と関わることで、お客様の元気を得たり、笑顔になったり、何か変化するきっかけをつくれましたら幸いです。

まとめ

ワムは、美容業界のパートナーとして、お客様のサロン運営を支援し、お客様と社会に貢献するためにご利用いただいています。美容のプロフェッショナルたちに認められ、育てられた業務用エステ機器と、導入後も継続的にサポートを提供することで、お客様のサロン運営の真のパートナーとしてお役に立てれば幸いです。これからも、ワムはお客様の信頼に応え、美容業界での成功を共に築いていくことをお約束いたします。