簡単にネット決済が導入できる、Stripe(ストライプ)に、2021年5月27日に追加された、Payment Links(ペイメントリンクス)について解説します。
Payment Linksは「リンク決済」とも呼ばれる仕組みで、特定のURLから商品の決済フォームに遷移できます。
商品登録や値段設定も自分で簡単にできて、リンクはそのまま自動で生成されます。
こんな感じです↓
リンクをクリック/タップするとこんな画面に飛びます↓
(iPhoneだとこんな感じ)
作成時間は1~2分くらい。今回は省略しましたが、商品画像や説明も組み込めます。
※お気づきかもしれませんが、月額決済にも対応しています。定期便などにも利用できます。
この発行されるURLは固定なので、そのまま
- SNS、アプリに貼る
- LINEのメッセージで送信
- QRコードにして読み取ってもらう
といった操作だけで決済を完結させられます。
商品説明さえサロンで行ってしまえば、専用の販売ページやECサイトを作る必要はないのです。
Stripeのメリットとデメリット
「決済フォームを作る」というのは専門のプログラミング知識が必要だったのですが、コーディングの必要なく簡単にできます。
なので 顧客ごと・商品ごとのリンクを作成できます。
Appleペイ・Googleペイに対応しているので、スマホ決済はさらに簡単です。
ちなみに手数料は一律3.6% 月額費用などは掛からないので、コスパは平均くらいです。
デメリットとしては海外サービスなので、決済手段がまだ少ないということです。海外では後払いにも対応しているのですが、まだまだ日本のシェアがないので、これからに期待という感じです。
サロン物販には特におすすめ
サロンの物販商品は、大手ECサイトのように「まとめていくつも買う」というようなことはありません。
「消耗したから1つください」
「定期便で毎月届けてください」
という少数注文のケースが多いです。
このような場合に、Stripeのリンク決済は最適です。
もう少し応用的なことを言えば、お客様ごとに単価を変えることもできます。
URLが顧客ごと・商品ごとにそれぞれ発行できるので
1年以上で通っている常連のお客様には特別にこのURL
紹介できたお客様はこのURL
みたいな特典としての使い方もできます。
ぜひネット販売を強化するのであれば、Stripeを活用してみてください。