40〜50台になると訪れる「更年期」
更年期とは、ホルモンバランスに変化が訪れる時期です。閉経を迎えるこの時期になると、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が著しく低下します。
女性の場合、この「更年期障害」が肩こりの一因にもなっています。
エストロゲンの減少
エストロゲンはカルシウムの吸収に関わっており、カルシウムの吸収率を上げると言われています。
エストロゲンの分泌がなくなるとカルシウムの吸収率が急に下がってきます。
カルシウムは骨や歯の形成以外に「血液凝固」「神経伝達」「筋肉収縮」という人間のカラダにとっては不可欠な大事な役割を担っています。
カルシウムの溶出
カルシウムの吸収が減ると血中のカルシウム濃度が減ります。すると、カルシウム濃度を一定に保つために、PTH(副甲状腺ホルモン)が分泌され、骨からカルシウムを溶出することになるのです。
この変化は、様々な「痛み」の原因となります。慢性的な肩こりかと思っていたら、じつは骨折からくる肩こりだったということもあります。
自律神経の乱れ
この時期には自律神経の働きが不安定になります。体温調整や血液循環の機能が乱れやすくなります。これにより、筋肉に疲れがたまりやすくなり、肩こりを引き起こしやすくなります。
同時に、精神的な落ち込みやストレスも。肩こりに拍車をかけてしまいます。
ハイパーナイフ
高周波による温めとマッサージで血行を促進するハイパーナイフは、筋肉をほぐしリラクゼーション効果を発揮します。
神経細胞にも十分な血液を届けられるようになり、乱れてしまった自律神経のバランスも回復させていきます。
更年期の肩こり対策にも効果は抜群です。