ハイポニキウムとは別の名前を爪下皮(そうかひ)といって、手のひら側から爪の裏側を見たとき、指と皮膚をつなぐようにある、薄く半透明な膜のような部分のことです。
爪のピンクの部分を伸ばしたいなら、このハイポニキウムに栄養を与えることがとても大切です。
ハイポニキウムは絶対に剥がしちゃダメ!
ハイポニキウムは、
- 指と爪の間から雑菌が入るのを防ぐ
- 爪と指先の皮膚をつなぐことで爪をはがれるのを防ぐ
と、爪を健康に保つためのとても大切な役割を果たしています。
ハイポニキウムは、汚れと間違えて掻きだしたりしてはいけない部分です。
ハイポニキウムがしっかりある人の爪は、ピンクの部分が長く大きく、白い部分の根っこのラインであるスマイルラインも、本当に笑っている口元のようにきれいなカーブを描いています。
逆にハイポニキウムがほとんど見えない爪の場合、どんなに爪を伸ばしてもピンクの部分は短く、スマイルラインもガタガタになってしまいます。
ネイルケアはハイポニキウムの保湿
毎日のネイルケアは「ハイポニキウムを保湿する」ことです。
保湿に使うのはネイルオイルでも良いのですが、メソセラム(美容液)がおすすめです。
生コラーゲンがばっちり保湿してくれますし、りんご幹細胞によって爪下皮の細胞が活性化していきます。
メソセラムを少量ずつ小皿などにとって、綿棒でハイポニキウムに優しく塗布していってください。
栄養補給
また、爪を育てる栄養補給には『ケイ素』がおすすめです。
爪の主成分である"ケラチン"の合成を担うミネラルです。
現代は牛・豚肉を食べるようになったので、ケラチンに必要な「タンパク質」は十分に摂取できています。ところが「ケイ素」が不足すると合成がうまくできずに、不健全な爪になってしまいます。
サプリメントでしっかり補うことで、健康的な爪の生成をサポートします。