トマトは低カロリーで、中性脂肪を減らし、消費エネルギーを増やすという研究結果もあり、ダイエットにおいてもおすすめの食品です。
しかし、トマトダイエットにも欠点がないわけではありません。
今回は、トマトダイエットのやり過ぎによるデメリットと、それを回避するためのコツをご紹介します。
トマトダイエットのやりすぎによるデメリット
トマトダイエットの最大のデメリットは、トマトの摂りすぎで下痢や消化不良を起こすことです。
トマトは東洋医学では『カラダを冷やす食べ物』に分類されます。
また、トマトの皮は消化吸収されない食物繊維でできているため、食べすぎは逆に便秘や下痢の原因になることも。
お腹の調子が気になる時は、皮は剥いたり 加熱して柔らかくしてから食べると良いでしょう。
エネルギーにならない
トマトダイエットのもう一つのデメリットは『エネルギー源にはならない』ということ
100gあたりで、たんぱく質0.7g・脂質0.1・炭水化物4.7gと非常に少ないです。
低カロリーなのは良いですが『食事をトマトだけ』にするのは危険です。
タンパク質（お肉や魚）は 必ず食事メニューに含めるようにしましょう。
トマトダイエットのメリット
デメリットから述べてしまいましたが、トマトダイエットにはたくさんのメリットがあります。
トマトには、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれています。
また、トマトはコレステロール値を下げる効果があり、心臓の健康全般を改善します。
さらに、トマトは水分を多く含むので、活動的で水分補給をしたい人に最適な食品です。
トマトダイエットの効果
- 中性脂肪を減らす
- 水分を排出する
- 腸内環境を整える
- 血行を促進する
- 細胞の酸化を防ぐ
トマトダイエットの主なメリットは、カラダに良い栄養を得つつダイエットの目標達成に役立ちます。
特に『リコピン』は抗酸化作用が強い、カラダの老いを防いでくれる成分です。
イタリアでの研究では、１週間にトマトを食べる回数が多い人ほど、胃がん・大腸がん・直腸がんにかかるリスクが低いことが分かったそうです。
南イタリアの人たちは、平均で１日に２個ずつトマトを食べている計算になるそうですが、この地方では、消化器系のがんが極端に少ないのだそうです。
さすがに毎日トマトを２個ずつ生で食べると、飽きてきそうですが、トマトソースなどにして料理に使ってもOKです。
まとめ
トマトダイエットにもデメリットはありますが、総評：健康とダイエットの目標に到達するための素晴らしい食品となります。
正しい準備で、ダイエットを最大限に活用し、潜在的な欠点を避けることができます。
美味しくて栄養価の高い健康法を探しているなら、トマトダイエットは試す価値はありです。
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