季節を問わず手先や足先が冷たい人がいますが、それは酸素や栄養素が体の末端まで行き渡っていないからです。
エステサロンなどでフットマッサージやハンドマッサージを受けることも血流を上げる効果がありますが、自分でも意識的に手足を動かすことで体全体の血行をよくすることができます。
末端の血流がよくなると、全身の血の巡りが良くなり、痩せやすい体になります。
手足の血行をよくするゴキブリ体操
滞っていた血流を一気にすゴキブリ体操は、最近ではホットヨガなどでも取り入れられています。やり方は、仰向けに寝転んで、両手と両足を上に上げ、両手と両足をブルブルと細かく振動させます。
1~2分おこなうだけで、全身の血流がよくなり基礎代謝が上がるので、末端の冷えが解消されダイエット効果もあります。
心臓より高い位置に手と足が上げると、血液の循環がよくなり、インナーマッスルも鍛えられます。
夜寝る前や、朝起きる前に軽くおこなうだけでも、1日を健やかに過ごすことができます。
手先足先のセルフマッサージのおこない方
【手先の血流をよくするために】
手の指を1本ずつ指先に向かって引っぱります。次に爪をもみます。その後、指と指の間をもみほぐします。もう片方の手も同じようにおこないます。
次に、血めぐりをよくするツボ、合谷(ごうこく)も押しておきましょう。
合谷は、親指と人差し指の付け根の三角の部分です。
万能のツボと言われる合谷は、押すだけで冷えを解消するほか、肩こりや眼精疲労にも効きます。
【足先の血行をよくするために】
足の指と指の間を1本ずつ開きます。
次に、手の指を足の指の間に差し込み、握手をするようにして、指と指の間をしっかり開いた状態で、足首をグルグルと回します。
次に足の裏のツボも押しておきましょう。
両手の親指で足の裏をまんべんなく押し、痛いところを念入りに押します。
足の裏は内臓の不調と関係しているので、痛いところを押すと弱った内臓が元気になります。
手先や足先の温活とダイエット効果の関係
冷え性だと基礎代謝が悪くなり、食べる量が同じでも太りやすく痩せにくい体になってしまいます。
体の血の巡り方の順番は、まず内臓に酸素や血液が運ばれ、続いて手先や足先まで届きます。その際、筋肉不足や栄養不足だと手先や足先まで十分に血液が巡らず、末端が冷たくなってしまいます。
体は冷えると脂肪をためこもうとするので、末端冷え性のままの状態で無理なダイエットをしても、体調を崩してしまうだけです。
適度な運動で筋肉をつけるとともに、手先や足先の血流をよくすることが効果的に痩せるコツです。
まとめ
手先や足先まで酸素や血液がいきわたらないと、痩せにくくなります。
末端冷え性を改善して痩せやすい体を作るには、継続的に、手先や足先の簡単なマッサージやツボ押しなどをおこない、血の巡りをよくすることです。
新陳代謝がよくなると、無理なく痩せることができます。
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