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エステ開業に必要な準備資金って?必要な備品をまるわかり解説

エステサロンの開業には、初期費用の準備が必要です。

これからサロン開業に興味のある方の中でも、

「実際いくらあれば開業できるの?」

と開業資金にいくら必要なのかわからないといった方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、これから開業をご検討の方に向けて、エステサロンの開業において必要な初期費用とその内訳についてお伝えしていきます。

 

この記事を書いた人

井戸勇吾

■1991年、愛知生まれ。2013年株式会社ワムに入社。ハイパーナイフを始めとした美容機器・商材の営業/エステ開業支援やサロンで活用できるカウンセリング方法、ポップの活用術などInstagramで情報発信中。DMも随時受付中です。

 

開業に必要な初期費用とは?

開業資金がいくら必要なのかを把握して、計画的に開業準備を進めていきましょう。

まず初めに実際に開業費用は、サロンの規模感や形態によっても大きく異なります。

サロン開業する上で大きく3つの形態に分かれます。

 

テナントタイプ

商業用のテナントを借りて開業するスタイルです。

物件によっては、エステサロンの居抜き物件もあり内装などの費用を抑えることも可能です。

また一から工事を入れて外装や内装をする場合は、100万以上の工事費がかかることが一般的です。

マンションタイプ

個人サロンで始める場合は、1〜2ベットを置いてマンションで始めるケースが多いです。その場合、内装に大きな工事が必要ない為、テナントタイプに比べると比較的始めやすいのが特徴です。

まずはお一人で開業して始めたい!という方はマンションタイプがおすすめです。

自宅サロンタイプ

ご自宅の一室をエステサロンにして始めるスタイルです。

自宅兼お店のため、初期費用を抑えられることが大きなメリットです。

また機械など大きな投資をしない場合は、100万位内に収めることも可能です。

デメリットとしては、生活感が出てしまうとエステサロンの空間が作りづらいのでまずは趣味程度に始めていきたいといった方はリスクを抑えて開業することができます。

開業したいスタイルに合わせて、開業費用も変わっていきます

まずはコンセプトを明確にしてどのスタイルで始めるのかを決めていきましょう

参考エステサロン開業5つのステップを完全解説【マニュアル資料あり】

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実際にどれくらいのコストがかかるのか?

では実際に、それぞれのタイプに合わせて開業費用がいくら必要なのかを詳しくお伝えします。

・テナントタイプ   500〜700万

・マンションタイプ  300〜500万

・自宅サロンタイプ  100〜300万

 

それぞれの規模感やタイプに分かれて、家賃や内装費など変動はありますが、おおよその金額はこちらです。

個人サロンでは、マンションタイプで始められる場合が一番多いです。

大きく異なる点は、内装や外装工事費の違いがあります。

また規模感に合わせて家賃や必要な設備費用も増えていくので、具体的な費用とその内訳を見ていきましょう。

 

初期費用の内訳は?

家賃

家賃  目安:10万円〜15万円

エステサロンの場所によって家賃は異なりますが、一般的には月額10万円から15万円程度が目安とされています。エリアや規模感によって変動するため、開業する場所に合わせて予算を計画しましょう。

保証金・敷金・礼金

保証金・敷金・礼金 目安:30万円〜50万円

通常、マンションサロンを営利目的で契約する場合、家賃の3ヶ月〜4ヶ月分を用意しておく必要があります。家賃の一部を保証金として事前に支払うことで、物件を借りることができます。

機械代

機械代 目安:150〜500万円

エステサロンでは業務に必要な機器や設備が必要です。業務用機器の目安金額は300万円程度です。 メニュー内容に合わせて必要な機器を選定し、予算内で購入することが重要です。

またなるべく安く始めたい!という気持ちはありますが、安易に安い機械だけ購入してしまう

「故障対応のコストが高い」「知名度がなく集客できない」など、苦戦されるケースも多くあります。

開業サロンで必要な機器をしっかりと見極めていきましょう

内装費

内装費 目安:10万円〜50万円

エステサロンの内装は、おしゃれで落ち着いた雰囲気を演出するために重要です。内装費は10万円から50万円程度かかることがあります。自分のサロンイメージに合わせて内装を計画しましょう。

テナントタイプの場合は100万以上かかることもあります。

内装業者に依頼する際は、必ず3社以上の相見積もりをとることも忘れないようにしましょう。

HP/広告費

HP/広告費 目安:15万円

エステサロンの宣伝や集客のために、ホームページや広告を活用することがあります。HP制作や広告掲載にはおおよそ15万円程度の費用がかかります。ホットペッパービューティーの広告費用は8万円からとなっていますが、目安として15万円を予算に入れておくと良いでしょう。

また最近ではMEO対策やインスタ集客など様々な集客方法があります。気になる方は別記事を参考にしてみてください。

設備費

設備費 目安:15万円

エステサロンでは、ベッドやホットキャビ、エステティック契約書類などの設備が必要となります。設備費としておおよそ15万円を見込んで予算を組みましょう。細かな必要な備品については後ほどご紹介します。

また商材は、サロンプラネットやセブンエステなどサロン専売品を売っているECサイトがありますので、そちらもご参考にしてください。

商材費

商材費 目安:10万円

エステサロンでの施術には、消耗品や化粧品、物販品などの商材が必要です。施術に使用するアイテムや商品の購入費用を見積もり、おおよそ10万円を予算に加えましょう。

 

以上がエステサロンの開業において必要な初期費用とその内訳です。

ただし、金額はあくまで目安であり、実際の費用は地域や施設の規模、選択する設備や商材の種類によって異なる場合があります。

開業予算を計画する際には、事前にしっかりと調査と比較を行い、具体的な見積もりを取ることが重要です。

 

エステ開業に必要な備品とは?

エステサロンを開業する上で、設備や備品を買い揃える必要があります。

規模感にもよって必要個数は異なりますが、おおよそ必要な備品は下記のリストになります。

・施術ベッド

・タオルウォーマー

・タオル類

・椅子

・ソファ

・ワゴン

・ミラー

・ユニフォーム

・エタノール

・コットンガーゼ

・ペーパーショーツ

・ペーパーシーツ

・スリッパ

・エステティック契約書

・カウンセリングシート

・シートマスク

・マッサージオイル

・マッサージクリーム

その他、細かな備品で必要なものは、サロン商材専売のカタログやホームページをご覧ください。

また商材は時期により、欠品する場合や納品が遅れてしまうこともあります。 後回しにするのではなく、前倒しで準備を進めていきましょう。

まとめ

エステサロンの開業には、初期費用の準備が不可欠です。

家賃、敷金・礼金、機械代、内装費、HP/広告費、設備費、商材費など様々な費用がかかります。開業予算を適切に計画し、細かな内訳を把握することで、スムーズな開業を実現できます。しっかりと準備を行い、成功を目指しましょう。

また開業準備を進める上で、しっかり初期費用を把握して必要な資金を明確にしていきましょう。

以上で、エステサロン開業に必要な初期費用とその内訳についての説明を終わります。ご参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人

井戸勇吾

■1991年、愛知生まれ。2013年株式会社ワムに入社。ハイパーナイフを始めとした美容機器・商材の営業/エステ開業支援やサロンで活用できるカウンセリング方法、ポップの活用術などInstagramで情報発信中。DMも随時受付中です。

 

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