オーナー様向け

整骨院の強みってどうやって考え、どう表現したらいいの?

「あなたの整骨院の強みは何ですか?」
「強みをしっかりお客様に伝えましょう!」

整骨院の経営に悩む方なら、耳にたこができるくらい聞いたセリフだと思います。

でも、どうでしょう?

実際に「強み」と問われても、なかなかハッキリさせられないまま起業してしまう。
もしくは何事もなかったように経営を続ける整骨院が後を絶ちません。

じゃあなぜ、そんなに強みを考えてお客様に伝えるべきなの?
ということですが、一番の理由はお客様が求めているものにあります。

お客様が求めているのはベネフィット

「強み」と聞いて、多くの方が頭に浮かぶのが技術に関することだと思います。

そして、自分の強みを見つけられない人ほど「技術」を強みにしてサービスを売り出そうとします。

しかし、お客様が求めているものとは、あなたが持っている技術や資格に基づいたサービスではありません。

その先にあるベネフィット(=利益)です。

ベネフィットの例

例えば、骨盤矯正の技術があり、そのサービスを提供する。

しかし、お客様は骨盤矯正のサービスそのものを購入するのではなく、サービスを購入したことによって得られる、自分自身への利益を購入しているのです。

矯正を受けることで骨盤の位置が正しくなり、腰や肩の筋肉にかかる負担を軽減させます。

結果として、腰痛や肩こりを解消することができる。

そして、その効果によって快適な日常生活を送れるようになったり、仕事効率を上げたりもできます。

これが、骨盤矯正によって得られるベネフィットです。

資格は技術の裏付けまで

実は、お客様はこのベネフィット「快適な日常生活を送れるようになる」利益を見込んで購入しています。

技術を裏付ける資格というのは、

「こんなサービスを提供できます!」

と言えたとしても、

「こんなベネフィットがあります!」

ということを直接は表現できません。

したがって、お客様が何を求めているのか?を把握したうえで、あなたの持つ技術をどういったサービスの形で提供でき、お客様にどんな変化(ベネフィット)を与えることが出来るのかまで考えましょう。

技術によるサービスの提供までで止まっていると、集客も売上も苦戦してしまいます。

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