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こんにちは!サロン開業支援担当の井戸です。
最近エステ開業をご検討されるお客様から開業手順についてご相談をいただくことが多くあります。
「興味はあるけど何から始めるかわからない!」
このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、エステサロンの開業準備のガイドラインとして5つのステップに分けて解説していきます。
サロン開業が増えている理由とは?
最近、エステサロン開業が増えている理由の一つは、美容や健康への関心が高まっていることです。
また、美容業界の成長に伴い、エステサロンはますます注目を浴びています。
そのほかにも、
・資格いらずで手軽に始めやすい!
・利益率がよく費用対効果がいい!
・誰でも簡単に始められる!
このような声を耳にすることが多くあります。
ですが、実際にはエステサロンを開業した9割のお店が3年以内に閉店している。といったデータもあり経営は簡単ではありません。
【サロン開業には計画的な準備が重要】
正しいステップで開業準備を進めなければ、開業して経営破綻に。となってしまう可能性もあります。
ぜひ、開業準備で大切な5つのステップを参考にして計画的に準備を進めていきましょう。
⑴ビジネスプランの作成
エステサロン開業の第一歩は、しっかりとしたビジネスプランの作成です。
以下に、ビジネスプランの作成における3つの重要な項目をまとめました。
①目標の明確化
エステサロンの目標を具体的に設定しましょう。
例えば、ターゲット顧客層や提供するサービスの特徴などを明確にすることが重要です。
ペルソナと呼ばれるターゲット層を明確に設定することで、競合サロンとの差別化やお店の強みを明確にしていきます。
②費用と予算の計画
開業には資金が必要です。必要な設備や備品、広告宣伝費など、開業にかかる費用を詳細に計画しましょう。
また、将来の収支を見据えて予算を立てることも大切です。
資金集めとして、助成金や補助金の活用をすることもオススメです。
③マーケティング戦略
競合他社との差別化や顧客獲得のために、効果的なマーケティング戦略を策定しましょう。
SNSやウェブサイト、口コミなど、各種プロモーション手法を駆使して集客を図ります。
最近ではMEO対策やインスタグラムを活用しての集客戦略も増えています。広告費の無駄使いに気をつけて無料でできる準備も進めていきましょう。
⑵適切なエリアの選定
エステサロンの成功には、適切な場所の選定が欠かせません。
以下に、場所選びの際に考慮すべき3つの重要な項目をまとめました。
人口と競合状況
エステサロンを開業する地域の人口や顧客層を調査しましょう。また、競合他社の存在やそのサービス内容も把握しておくことが重要です。
3C分析と呼ばれる、競合・顧客(消費者)・自社の視点をもって競合に勝ち抜く戦略を考えていきましょう。
アクセスと駐車場
お客様にとって便利なアクセスや駐車場の利便性があるかどうかを考慮しましょう。交通の便がよく、駐車場がある場所は集客にも繋がります。
駅近の物件を探す際には、徒歩3分以内で見つけるのが理想的です。
エリアの家賃相場を調査して、タイミングよく良い物件を見つける準備も進めましょう。
施設や周辺環境
開業する施設の広さや設備、周辺環境の魅力も重要な要素です。
おしゃれな街並みや商業施設の近くに位置することで、顧客の利便性や満足度を高めることができます。
ターゲット層に合わせて立地や環境も把握しておく必要があります。
⑶法的な手続き
エステサロンを開業するには、許認可や法的手続きが必要です。
以下に、注意すべき3つの重要な項目をまとめました。
開業許可の取得
エステサロンを開業するためには、地域の所轄官庁からの許可が必要です。
健康・美容関連の許可や営業許可など、必要な手続きを適切に行いましょう。
また開業する際には開業届を税務署に提出することも大切です。
衛生管理と安全対策
エステサロンでは、お客様の衛生と安全を確保するための対策が求められます。
衛生管理の基準や施設の設備、清掃などに注意し、適切な衛生状態を維持しましょう。
特にコロナ禍で消毒の徹底など、安心できるお店作りをすることでお客様の信頼にも繋がっていきます。
法的な契約と保険
スタッフや顧客との契約書や利用規約など、法的な文書の作成や適用も重要です。また、適切な保険の加入もリスク管理の観点から必要です。
3万円以上の回数券を契約する場合、エステティック契約書への同意が必要となります。
必ず準備をしてお客様からのクレームがないよう事前に対応しておきましょう。
⑷スタッフの採用と教育
エステサロンの運営には優秀なスタッフが欠かせません。
以下に、スタッフの採用と教育に関する3つの重要な項目をまとめました。
希望条件と選考プロセス
スタッフの募集時に、求める条件や要件を明確に設定しましょう。
応募者の選考プロセスや面接方法もしっかりと計画し、適切な人材を採用しましょう。
「経験者」と「未経験者」では応募条件も異なります。また福利厚生などの特典を作ることで採用チャンスも広がります。
研修プログラムの設計
スタッフの能力向上や技術習得のために、研修プログラムを設計しましょう。
初心者向けの基礎研修や定期的なトレーニングを通じて、スキルアップを図ります。
スタッフ育成では、原稿やロールプレイングなど実践形式の反復練習がオススメです。
チームワークとコミュニケーション
スタッフ同士の円滑なコミュニケーションやチームワークがエステサロンの運営に大きく関わります。
コミュニケーション促進のための取り組みや効果的なチームビルディングを行いましょう。
スタッフ一人一人に関心を持って、目指すものを明確にしていくことが大切です。
⑸ 広告と集客戦略
エステサロンの成功には、効果的な広告と集客戦略が不可欠です。
以下に、広告と集客に関する3つの重要な項目をまとめました。
SNS集客の活用
インスタグラムやTikTok、フェイスブックなどのSNS集客をして無料広告を活用していきましょう。
日頃から情報発信をすることで新規集客だけでなく、顧客へのフォローアップにも繋がります。
ローカルマーケティングの活用
地域に特化した広告やイベントを活用して、地元の顧客を獲得しましょう。
ローカルなコミュニティとの連携や提携も効果的な手段です。
近隣の居酒屋や商店街などにチラシを置いてもらうなど、コミュニティを活用した地道な戦略も大切です。
顧客満足度と口コミマーケティング
顧客の満足度を高めるために、サービス品質や接客対応に力を入れましょう。
また、顧客からの口コミを積極的に活用して新規顧客の獲得を図りましょう。
顧客満足度調査やフィードバックの収集、特典やリファレンスプログラムの導入などを通じて、顧客の口コミを促進しましょう。
まとめ
エステサロン開業のガイドラインをまとめると、以下の5つのステップが重要です。
①ビジネスプランの作成
②適切な場所の選定
③許認可と法的手続き
④スタッフの採用と教育
⑤広告と集客戦略
5つのステップを順に進めることで、成功するエステサロンの開業に近づくことができます。
エステサロン業界は競争も激しいですが、独自性や顧客満足度を追求することで、確かな成果を上げることができるでしょう。
是非、これらのガイドラインを参考に、素敵なエステサロンの開業を実現してください。
また詳しくエステ開業について知りたい方は、開業マニュアル資料もお渡ししております♪
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