結論から、肌とストレスは密接に関係しています。
例えば『ストレスが原因』の肌荒れは、下記のような複数のパターンが存在しています。
- 大人ニキビ
- 皮脂の過剰分泌による、毛穴の詰まり
- 肌の乾燥・痒み
- ターンオーバーの乱れ
- おでこ・ほほ・鼻・顎や口周りの肌荒れ
これらは主に、自律神経の乱れから引き起こされます。
自律神経系は、交感神経と副交感神経の2種類からなり、心拍数や体温などの生理機能の中核を担っています。
肌刺激に対して、このシステムが過剰に働いてストレス反応を引き起こし、交感神経を優位にします。
この結果、ホルモンバランスの乱れや免疫システムの低下を引き起こします。
免疫機能の低下に伴いターンオーバーが低下してストレス性の肌荒れに繋がります。
女性の場合、生理周期の乱れは体内の男性ホルモンが増やし、大人ニキビの原因になります。
逆もあり:乾燥肌がうつ病を引き起こす?
この逆に『肌ストレスが原因で』心にストレスを受けることがあります。
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)が行った研究では、乳幼児期のマウスにアトピー性皮膚炎を人為的に発症させたところ、思春期で鬱様症状を呈しやすい状態になっているという結果が示されました。
2020年10月10日に米国神経科学誌『Brain, Behavior, and Immunity』オンライン版に発表されました。
また、最近の実験では 皮膚が直接コルチゾール(ストレスホルモン)を分泌する可能性も示唆されてきています。
結論、乾燥肌がうつを誘発する可能性もあるということです。
特に冬〜春にかけての乾燥が続く時期は"うつ"に要注意です。
対策
乾燥肌の対策は、そのまま鬱予防にも効果があります。
気をつける点は以下。
スキンケア
スキンケアをするときは、肌への負担をできるだけ減らすため低刺激な石けんを使いましょう。
洗浄力の強い洗顔料は、肌に本来必要な皮まで奪い、乾燥を招く原因になります。
ただし「低刺激」と表示されていても注意が必要です。
その成分が肌に合わない可能性もありますので、小容量あるいは試用品から始めると良いでしょう。
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サプリメント
保湿成分を摂取できるサプリメントは、体内からの保湿・乾燥う対策に役立ちます。
例えば『コラーゲン』は、肌の保湿に欠かせない栄養素です。いくら保湿を頑張っても、コラーゲンが不足していたら、保湿が長続きしません。
また『プラセンタ』はホルモンバランスを整え、ターンオーバーを正常にしてくれます。
DMKスティックは、コラーゲン・プラセンタを同時に摂取できるサプリメントです。
プラセンタも入っていますが、美味しくて食べやすいのが最大の特徴です。
また、ケイ素も配合されているので、栄養の吸収率を高めてくれます。
リラックス
ストレスは外部刺激により、交感神経優位な状態のときに引き起こされます。
リラックスにより、副交感神経優位な状態にすることで外部刺激の影響を軽減できます。
エステサロンは、乾燥肌・ストレスを同時に解消することができるので、定期的に心身のケアにご活用ください。
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