多くのアスリートが筋力アップのためのトレーニングを重視していますが、能力を100%引き出し、ケガを防ぐには、同時に骨を鍛える必要があります。
特に、疲労骨折などのケガはいつ起こるか予測できません。骨折は長い療養が必要になるため、選手生命にも影響がでてきます。
どうすれば骨を鍛えられるのでしょうか。
骨代謝
骨は代謝によって生まれ変わっています。
成人の骨は成長が止まっているようにみえますが、破骨細胞によって古くなった骨を壊し、骨芽細胞によって新しい骨を形成するという新陳代謝（骨代謝）を日々繰り返し、強度を維持しています。
適切な 運動→ 休養→ 栄養を取り入れることで骨代謝を促し、骨密度を増加させる（＝骨を強くする）ことができます。
骨を強くする栄養素
骨を強くする栄養素として「ケイ素」が注目されています。
骨を強くするミネラルと言えば、誰しも思い浮かべるのがカルシウム。しかし、最新の研究で、ケイ素はカルシウム以上に骨を強くする可能性が高いことがわかっています。
文献：Dietary Silicon Intake Is Positively Associated With Bone Mineral Density in Men and Premenopausal Women of the Framingham Offspring Cohort
ケイ素はコラーゲンの生成を促して、肌の弾力性を高めるだけでなく髪のパサつきを抑え爪、骨も丈夫にする働きがあります。成人の場合、1日約10〜40mgのケイ素を消耗します。
ところが、人は体内でケイ素を作ることができず、食事から摂取するしかありません。
DMK（ケイ素サプリメント）
しかし、ケイ素はほかのミネラルと同様に、食事から摂取しても体内に吸収されにくいことがわかっています。
例えば、玄米や粟（アワ）、稗（ヒエ）から多くのケイ素を摂取できますが、含まれるケイ素の５％程度しか体内には取り込まれません。
水溶性のケイ素を使用したDMKは、水としてケイ素を摂取することができるので、高い吸収率で体内に取り込まれます。
